お盆休みや年末、お正月などの長期休みに限って、クルマがトラブルに見舞われることもあります。そんなときには、どんなところへ駈け込んだらよいのでしょう？
ディーラーからの暑中見舞いDM、捨てていませんか？
クルマを新車ディーラーから購入したユーザーには、営業担当スタッフから季節のご挨拶ハガキが届くことが多いですね。そのDMは、長期の休みが終わるまでは冷蔵庫にマグネットで貼り付けておくことをおススメします。
新車ディーラーは基本的に年末年始やGW、お盆休みはお店を開けません。クルマの調子が悪いからと、いつも通っているお店に電話すると、無情にも「当店は〇月△日より夏季休業中です」の留守電アナウンスが流れることが……。しかし、夏休み前に来るDMには「夏季休業中の故障やトラブルの場合は、こちらの拠点へご連絡を」というように、休業中も開いている系列店の連絡先を載せてくれています。
できる営業スタッフであれば、直接携帯電話に連絡すると「今からお伺いします！」と、飛んできてくれる人もいるかもしれません。しかし、ディーラーも貴重な夏休み中。なんでも担当営業さんにお任せするのではなく、トラブルの際の連絡先をきちんと把握しておきましょうね。
大きなトラブルならJAFや保険会社のロードサービスを
長期休みに出動回数が増えるのがJAFのロードサービスですが、最近はJAFに入会している人も以前ほどは多くないようです。それは、任意保険の付帯サービスに「緊急時のロードサービス」があるからです。
クルマの任意保険には、ほとんど付いているサービスで、任意保険のパンフレットや保険証券と一緒に渡される資料に緊急時のフリーダイヤルなどが掲載されています。トラブル時にすぐに電話ができるように、携帯するか車内で保管しておきましょう。
私もパンク時に保険会社のロードサービスを使ったことがあり、JAFと変わらないくらい迅速で丁寧に対応してくれて、最寄りでタイヤ交換ができるお店までクルマを運んでもらったことがあります。一度、ご自分の任意保険にロードサービスが付帯しているか、夏休みの前に確認してみてはいかがでしょう？
