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2018.05.02

ガソリンと軽油、間違えて給油したらどうなるの?

ガソリンスタンド

軽油で走るディーゼル車もたくさんありますが、間違えてガソリンを給油してしまったらどうなるのでしょうか?また、レギュラーガソリンとハイオクガソリンを間違えたらどんなことが起きるのでしょう?

軽油とガソリン、間違えたらエンジンはかけちゃダメ!

そもそも、ガソリンエンジンとディーゼルエンジンは、エンジン内での燃焼方法がまったく違います。ガソリンと空気を圧縮させて、点火プラグで爆発させるガソリンエンジンに対して、ディーゼルエンジンは空気だけを圧縮させ、そこへ軽油を吹きかけて爆発させる方法です。

この違いがあるため、間違った燃料を給油しエンジンをかけたら、必ずエンジンは壊れます。もしディーゼルエンジンにガソリンを給油してしまったら、しばらくは燃料ポンプに残った軽油で燃焼できるかもしれませんが、燃料がガソリンに切り替わってしまうと、燃料噴射ポンプが壊れてエンジンが動かなくなります。

また、ガソリンエンジンに軽油を給油してしまった場合は、エンジン内で不完全燃焼が起こってしまうので、同じようにエンジンは壊れて動かなくなります。どちらをやってしまっても、エンジンを修理するための大きな出費は覚悟しなければなりません。

誤って給油してしまったらエンジンは絶対に始動せず、ガソリンスタンドで燃料をタンクから全て抜いてもらうか、ロードサービスなどへ連絡して誤給油であることを伝え、対応してもらいましょう。

ハイオク仕様のエンジンにレギュラーを給油してしまったら?

答えは、同じガソリン車なので走ることは可能です。しかし、レギュラーガソリンはハイオクに比べて「異常燃焼しやすい」という性質があるため、エンジンが効率よくパワーを出せなくなり、エンジンが本来持っている力を発揮することはできません。燃焼効率が悪くなるため、燃費も当然悪くなってしまいます。

「ハイオク専用車」と書かれたクルマであれば、レギュラーを給油することでトラブルの原因にもなりかねないので、レギュラーの給油はあくまでも「緊急用」と思っていた方が良いでしょう。

また、初心者ドライバーの中には、軽自動車は軽油で走ると本当に思っている人もいるようですが、軽自動車の「軽」は「軽油」の軽ではありません。ほとんどの軽自動車はレギュラーガソリン仕様ですので、絶対に間違えないようにしてください。

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