子どもたちが夏休みに入ると、クルマの稼働率がアップするご家庭が多いのではないでしょうか? 帰省で長距離を走ったり、遠くの遊園地へでかけたりと、クルマを酷使する季節。せっかくの休暇もトラブったら台無しです。その前に一度、クルマの調子を見てもらいませんか?
オイル交換をするだけで、いろいろなチェックをしてくれることも
「あれ? 前回オイル交換したのはいつだっけ?」と思った方は、今すぐにオイル交換をしましょう。ガソリンスタンドやカーディーラー、カー用品店、どこでもOKです。
オイルを交換するだけが目的ではありません。「夏休みに入るので、ちょっとクルマの調子を見ておきたいのですが……」と一言伝えておけば、ボンネットを開けたときに整備士さんが部品などを見て「○○をそろそろ交換した方がいいですよ」とアドバイスしてくれることもあります。
実は、夏休みはJAFの出動率もぐっと上がります。普段あまり走らないクルマが、いきなり長距離を走ったり、渋滞でノロノロ運転を繰り返したりすると、メンテナンスを怠っていた部品が壊れて走行不能になり「JAF呼ばなきゃ」となるから。そのため、この時期にオイル交換のついでにクルマを見てもらうのがおススメです。
タイヤの空気圧チェックも忘れずに
セルフのガソリンスタンドが増えたので、なかなかスタッフのお兄さんたちに頼みにくくなってしまいましたが、この時期は「すいませーん!」と声をかけてでも空気圧チェックをお願いしましょう。高速道路を走る前には、少し空気圧を上げておけばドライバーも疲れにくく、燃費も良くなります。
「空気圧はいくつで調整しますか?」と聞かれることもありますが、ほとんどのクルマは運転席のドアを開けた内側付近に空気圧の適正値が書かれたステッカーが貼ってありますので、慌てずにそこをチェック。普通自動車が一般道を走るなら2.0あれば問題はありません。
親切なお店なら、タイヤの空気圧をチェックするときにタイヤのコンディションも見てくれますし、あとどのくらいで交換したら良いかも教えてくれます。
ただ行くだけではもったいない、カー用品店やガソリンスタンド。メンテナンスをお願いするついでに、自分のクルマをよくチェックしてもらいましょう。