クルマは性能やデザインで選べますが、音楽好きの人は、搭載されているカースピーカーで選んでみるのはいかがでしょう。クルマの中でリラックスして良い音を楽しめば、安全運転につながります。
ホームオーディオなら何十万、何百万とするオーディオメーカー
クルマのスピーカーは、自社で開発しているものと、オーディオメーカーから供給されているものの2つに大きく分かれます。高級スピーカーは、自動車メーカーがオーディオ専用メーカーに委託し、その車種ごとにスピーカーの位置やデザインなどを設計して作ってもらっているのです。
トヨタ、レクサスなどに搭載されている「マークレビンソン」は、超が付くほどの高級オーディオメーカー。ホーム用を一式揃えようとすれば1000万円くらいのお値段になることも。そこが自動車用のスピーカーを20万円～30万円のオプションで付けてくれているのですから、コスパで考えればお安いのかもしれません。
「BOSE」「ハーマンカードン」なども自動車に供給
現在、マツダ車、日産車には有名オーディオメーカーの「BOSE」がカースピーカーを供給しています（一部車種、グレードに限る）。ホームシアター用のスピーカーはもちろん、ヘッドホン、イヤホンなどでも認知度の高いメーカーです。「生演奏のライブ感を再現すること」を追求するメーカーで、カーオーディオでクラシックやジャズはもちろん、エレキ系の楽器演奏など、幅広く「良い音」を楽しめるスピーカーです。
「ハーマンカードン」はMINI、BMW、ベンツなどの輸入車や、国産ではスバル車（一部車種、グレードに限る）に供給されているスピーカーです。こちらも「音源を忠実に再現すること」を目指したメーカーで、高級オーディオ好きな人には憧れのブランドです。
このようなメーカーに供給されるカースピーカーは、残念ながら後付けはできませんので、そのオーディオシステムを採用している自動車メーカーを選択する必要があります。
「一人になれる空間はクルマの中くらいだなぁ」というお父さんたちも、好きな音楽を良い音で聴けるカースピーカーを選択すれば「自分だけのオーディオルーム」が実現するかもしれませんよ。
