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2017.06.06

洗車機の上手な活用方法

洗車機

自動車ライターという仕事をしているため、愛車は手洗いだと思われがちな私ですが、普段の洗車は、ほぼ100%洗車機。自分で洗車はしません。ガソリンスタンドで「手洗い」と「洗車機」のメニューがあれば、迷わず洗車機を選ぶ理由をお話しします。

よほど信用できるスタッフでなければ「手洗い」を選択しない

私は高校生から大学を卒業するまでガソリンスタンドでアルバイトをしていたので、洗車は毎日のように担当していました。90年代の当時、クルマもバブルの残り香がする高級セダンがたくさん。当然、みんな「手洗い洗車」をオーダーします。

洗車にはきちんとマニュアルがありました。必ずボディの埃を水で落とす、塗装の軟らかい部分はキズをつけないよう、ソフトで高級感の漂うスポンジで洗い、ホイール専用のブラシも数種類ありました。それを車種やボディカラーによって、洗車マイスターの社員の指示どおりに使い分けていたのです。

きちんと研修を受けたスタッフが手洗いをしてくれるなら問題はありませんが、中には埃だらけのボディを「ガッ!」と拭いてしまう人もいるかもしれません。砂埃でいっぱいのボディの上で雑巾を滑らせたら、一発で傷がついてしまいます。

クルマ用品の展示会や、オートサービスショーなどで洗車機メーカーの方に話を聞くと、最近の洗車機は、非常にソフトでボディを傷つけない素材のブラシを採用しているので、人間の手の圧力の方が逆にクルマを傷つけることもあるのだとか。

だから、よっぽどの「洗車のベテラン」がいない限り、私は洗車機を使います。

洗車機でキレイにするには、ちょっとした手間を惜しまない

とはいえ、洗車機も機械。完璧ではありませんので、洗車機に入れる前には「洗車機が洗いにくいポイント」を人間の手でちょっと洗っておくと、ピカピカのクルマに仕上がります。

洗車機が苦手なのは、ワイパーの周りや後ろのナンバープレート周りなど、凹凸がある部分。洗車機に入る前に、親切なガソリンスタンドなら予洗い用のスポンジが用意されているので、そこを洗ってから洗車機へ入りましょう。

ホイール洗浄用のブラシも用意されています。洗車機に入れた後に「なんとなくキレイになった気がしない」と感じるのは、ホイールが真っ黒なままだから。特に、目の細かいデザインのホイールは、隙間にブレーキの粉が入り込んでいますので、ブラシでしっかり汚れを浮かせてから洗車機へ。

スポンジはボディ用、柄の付いたブラシはホイール用です。ここだけは間違えないようにしましょう。ホイール用ブラシでボディを洗えば、もちろん傷が付いてしまいますし、スポンジでホイールを洗っても、あまりキレイにはなりません。

ただお金を払って、クルマを突っ込むだけでなく、人間がほんの少し手間をかけるだけで、ピカピカなクルマにしてくれるのが洗車機です。「洗車機はキズがつく」と敬遠するのはもったいないですよ。

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