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2017.06.14

「誤発進」を抑制してくれる装置とは?

交通事故イメージ

毎日のように報道される、アクセルとブレーキの踏み間違い事故。高齢者だけの事故パターンと思われがちですが、どんな世代でも、少しのパニックがきっかけで引き起こしてしまう可能性が。クルマ業界では「誤発進」と呼ばれる事故ですが、これを防いでくれる機能が続々とクルマに搭載され始めています。

「アクセルとブレーキを間違えている!」とクルマが判断

「誤発進抑制制御」や「誤発進抑制装置」。漢字で書くと「ゴハッシンヨクセイセイギョ」「ゴハッシンヨクセイソウチ」のように、なかなか堅苦しくて、読むのも面倒な説明書きですが、これからクルマを買うなら、ぜひとも付けたい機能です。

クルマで言う「誤発進」とは、前や後ろに障害物があるのに、それに向かって思い切りアクセルを踏んでしまい、わざわざその障害物にぶつかろうとしている状態を言います。

コンビニやファミレスの駐車場で、車庫入れをしようとしてブレーキを踏んだはずが、お店に突っ込んだ、ドラッグストアの駐車場で車庫入れ中に、外に置いてある山積みのトイレットペーパーに突っ込んでしまったなど、日本中のあちこちで、数時間か数十分に一回は起きているような事故の形態です。

そんな状態をクルマのセンサーが判断し、自動的にブレーキをかけ、警告音でドライバーに知らせてくれるのが「誤発進抑制」の機能です。

軽自動車にも付けられるから、実家の両親にも勧めたい!

多くの軽自動車を販売するスズキやダイハツでは、売れ筋の車種にはどんどん誤発進抑制の機能が搭載され始めました。どちらも10㎞/h以下の速度で走行中、レーダーが前方4m以内の障害物を検知して、エンジンの出力を抑制し、表示灯とブザーでドライバーに知らせてくれます。

障害物に向かってアクセルを踏んでしまっても、けたたましい警告音がなり、踏んでも踏んでも前に進まなければ、数秒のうちに「あっ!間違えている」と人間は気づきます。

スズキとダイハツという二つのメーカーは、軽自動車にこの機能を搭載している点が高く評価されています。地方では一人に一台、下駄代わりの移動手段として存在する軽自動車は、日本人にとって一番身近なクルマ。とくに高齢者ドライバーにとって、扱いやすいサイズで、クルマの維持費も安いため、年金生活の家計にもやさしい軽自動車は必需品だからです。

数万円のオプションで装着できるのが「誤発進抑制機能」です。高齢の両親がいる人はもちろん、クルマ購入のための家族会議で「備える安全」を検討してみてはいかがでしょう?

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