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壁紙についた油性マジックの汚れをスッキリ!

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2017/06/28

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油性マジックの頑固な汚れをどう落とす!?

小さなお子様がいらっしゃるご家庭では、毎日にぎやかな団らんの笑い声が室内に満ちていることでしょう。でも、お子様がいるからこそ困る問題があることも確か。その代表的なもののひとつとして挙げられるのがお掃除です。なかでも「全然落ちなくて困る」というお声が多いのが油性マジック(油性ペン)での落書きではないでしょうか

油性マジックが壁についてしまった場合、完全に取り除くのは困難です。でも「どうしても何とかしたい……」という方のため、今回の「プロがアドバイス!今やっておきたいハウスクリーニング指南」では、ご家庭で対処できる最良の方法として、壁紙についてしまった油性マジックの落とし方を紹介します。必ず注意点をご理解いただいたうえでお試しください。

素材別の落とし方

1.ビニールクロス

現在流通している壁紙のなかでもっとも一般的なものが、ビニールクロスです。流通している壁紙のおよそ90%を占めるともいわれています。ビニールクロスについた油性マジックの除去には、エタノールが効果的。できれば、「無水エタノール」を用意しましょう。無水エタノールとは、不純物をほとんど含まない含有度99.5%以上のエタノールのことで、ドラッグストアで購入できます。

お掃除の手順はかんたん。まず、エタノールをコットンなどにたっぷり含ませたら、汚れの部分に軽く押し当てます。するとアルコールによってマジックの成分が浮き上がりますので、キレイなタオルなどで押し付けながらタオルに汚れをつけていきましょう。こするように拭くと汚れが広がりますので注意が必要です。壁紙に凹凸がある場合、タオルで拭き取るのは非常に困難になります。そのときは綿棒を使って拭き取るとよいでしょう。

お掃除する上での注意点
エタノールで掃除する事により、壁紙が劣化する場合があります。また、周辺の壁についている生活汚れとのバランスにより、お掃除した箇所だけキレイになってしまうこともあります。こうした理由により、壁紙を全体的に見たときにまだら模様に仕上がってしまうケースがあるため、お掃除は壁全体の状態を見極めてから少しずつ行いましょう。

2.紙・布の壁紙

紙や布製の壁紙の場合、濡らしてしまうと劣化の原因になるため、できるたけ水分を避けたいところ。汚れがついた直後であればわずかに水を染み込ませたメラミンスポンジである程度落とすことができます。ある程度時間が経ってしまった場合は、除光液をコットンに染み込ませて汚れた部分にパックのように貼り付けてしばらく放置し、その後拭き取りましょう。表面に凹凸がある場合は、綿棒を使ってみましょう。

【お掃除する上での注意点】
髪や布の壁紙は弱い素材。破けてしまわないよう、上記いずれの場合も、水分を付け過ぎないこと、やさしくこすることを心がけましょう。また、デリケートな素材ですので、完全に落とすのは困難です。あくまで「ある程度まで」しか落とせないことを念頭においておく必要があります。

3.フローリング

意外とデリケートなのが、フローリングの床です。まず有効なのが無水エタノールを使う方法。やわらかい布などに付けて拭き取りましょう。

汚れたら即対処!

今回は素材別に3つの方法をご紹介しましたが、まず心構えとして覚えていてほしいのが「汚れたら即対応」を徹底すること。ほとんどの汚れに共通しますが、時間が経てば経つほど汚れは頑固になっていきます。お子様が間違ってお部屋を汚してしまったら「まず対処」を心がけましょう。そのあとは「今度からやらないようにしようね」とちゃんと教えてあげるとよいかもしれませんね。

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