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2019.08.05

ついに自動運転が市販化!クルマの進化はどこまで続く?

自動運転

クルマとは常に進化を続ける商品でもあります。10年ぶりに乗り換えて、クルマの技術が進化していることに驚く人のなんと多いことでしょう。今回はそんなクルマの「進化」について振り返ってみたいと思います。

パワーウィンドウだって昔は「凄い」と言われた技術

つい20年ほど前までは、パワーウィンドウだって当たり前ではありませんでした。クルマの窓を開ける時には、くるくると回すハンドルがあったのを、最近の20代はもちろん、30代でも知らない人がいるのではないでしょうか。今では当たり前の「オートマチックトランスミッション(AT)」も、マニュアルトランスミッション(MT)車しか無かった時代には、ギアを自動で変速するなんて、最新の技術だ〜! と言われていたのです。もちろん、私が最初に購入したクルマも、手動くるくるウィンドウでMTでした。

ドアミラーも電動格納ができる前は人間の手でえいやっと折り畳んでいましたし、その前は折り畳むなんて絶対にできない「フェンダーミラー」が主流でした。最近では雨を感知して自動でワイパーを動かす機能や、オートライト機能もありますが、もちろん昔はワイパーもヘッドライトも人間がスイッチを入れない限りは動きません。ETCが無い頃は、料金所では一度停まって現金で通行料金を払いましたし、カーナビが無い頃には助手席に座る人が地図を見ながら、運転手に「次の信号を右!」というようにナビゲーターとなり、運転手との連携プレーによって、目的地までなんとか辿りついたものです。知らない場所へ行くのに、助手席で爆睡なんて滅多にできませんでした。

そして最近では、白線に近づくと警告音で「車線内をまっすぐ走りなさいよ〜!」と教えてくれたり、前方のクルマや障害物にぶつかりそうになると、自動でブレーキをかけてくれたりと、人間のミスによる交通事故を防ぐ機能までが登場しました。そんな技術によって「人の力」に頼りすぎなくても、より安全に目的地まで連れて行ってくれるクルマへと進化してきたのです。

そしてとうとう、自動運転ができるクルマが登場する?

ここまでクルマが進化したら、次に人間が期待するのはやはり「自動運転」でしょう。現在、各自動車メーカーが挙って開発に取り組んでいるようです。なかでも日産は、来年には「ハンズオフ(手放し)」ができるクルマを市販化するのだとか。この技術によって、同じ車線内でナビと連動させていれば、高速道路上で自動運転によって追い越しや車線変更もでき、ドライバーがきちんと前を向いているとクルマが感知すれば、手放し運転もできるようになるそうです。あくまでも高速道路で、ナビと連動させることが必要条件ですが、ついに「走行中に運転している人間がハンドルから手を離す」ことができるようになるのです。

自動運転と言うと、目的地をセットしたらあとは運転手が眠っていても自動で目的地へと連れて行ってくれるような運転を想像してしまいますが、その第一歩として2020年、そんな技術が市販車に搭載されるようです。パワーウィンドウやATが登場した時よりも、もっと大きな衝撃が自動車業界に走るかもしれませんね。

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