クルマを選ぶときに付けるかどうか迷うのが「サンルーフ」ではないでしょうか。基本的にはオプション設定のクルマがほとんどなので、そこまで要らないかな〜と思ってしまう装備かもしれませんが、これを付けると良いことって一体なんなのでしょう?
メーカーオプション設定で、新車での注文時にしか装着できませんが・・
後から天井に穴を開けることはできないので、サンルーフはクルマを生産する段階でしか付けることができません。新車で注文する人が、オプション価格を支払ってわざわざ装着する装備なので、中古車市場でもサンルーフが付いたクルマは、付いていないクルマよりも価格が上がります。新車での購入時にオプションで付けるとしたら、10万円前後のお値段がかかりますので、誰もが迷う装備かもしれませんね。
サンルーフと呼ぶメーカーもあれば、「ムーンルーフ」のように、ちょっとこだわった名前を付けているメーカーもあります。最近ではほとんどがガラスルーフも付いていて、ルーフを開けなくても空が見えるような作りになっています。実際にルーフそのものを全開にしてしまうと、風を巻き込んでしまい、車内にいる人の髪型がぐちゃぐちゃになってしまいますので、天井は開けず、ガラス越しに夜空の星を車内から鑑賞するような使い方が正しいのでしょう。
小学生のいる家庭にはぜひオススメしたいサンルーフ
これから寒くなり、空気の澄んでくる季節になると、郊外へ出かけて星の観察を楽しむようなご家庭もあるのではないでしょうか。何時間も寒い屋外でテントを張って、流星群を待ちたいパパもいるかもしれませんが、なかなかそこまで付き合ってくれるような根性のある子どもばかりではありませんよね。でも、どこか田舎へ出かけた帰り道に、ふと上を見上げると満点の星空があったら、子どもにも見せてあげたいと思いませんか? ガラスルーフがあれば、そこはプラネタリウムのような世界になります。もちろん、寒い外へ出ることなく、車内から星空を楽しむことができるのです。子どもが小さいうちに、空や星などの自然を一緒に楽しみたいと思っているお父さん、お母さんには、ぜひとも付けて欲しい装備の一つなのです。