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2020.04.01

どんな装備が「プラス査定」になりやすい?

クルマの内装

クルマを購入するときに、下取りや買取りに出すときのことを考えたことはありますか?「あなたの欲しい装備品」は「他人も装着したいと思う装備品」かどうか、ポイントをしっかり押さえておくと、手放すときに「プラス査定」で思わぬ得をすることもあるのです。

「純正品」で「後付けできない装備品」はプラス査定になりやすい

「プラス査定」とは、クルマの下取りや買取りの際に査定額がアップすること。査定額を上げるためには、事故をしないのはもちろん、傷を付けずにボディを美しく保つこと、シートを汚さないこと、ペットやタバコの臭いが付いていないことも重要ですが、ある装備品が付いているだけで査定額がアップすることもあります。それは「純正品」であり「後から付けることのできない装備品」です。

新車でクルマを購入する際、まずグレードやオプションを選びますが、これが後々の下取り査定額をアップさせるために重要なポイントになります。人気の装備が揃っているグレードを選ぶのも大切ですが、「メーカーオプション」と呼ばれる後付けできないオプションを選んでおくことも、査定額に影響します。

そもそもメーカーオプションとは「工場で生産する段階で装着するオプション」のことで、工場オプションと呼ぶ人もいます。代表的なものは「サンルーフ」や「電動スライドドア」「本革シート(シートヒーター内蔵)」「バックモニター」などで、どれも中古市場でも人気のある装備品です。

例えば、クルマをディーラーに持ち込んで「サンルーフを付けて」とお願いしても、ディーラーではクルマの屋根に穴を開けることはできませんし、ドアを電動化したり、バックモニターを付けるのも、大掛かりな電気工事並みの改造が必要です。メーカーでの生産段階で装着することで、デザイン的にも機能的にも統一されますし、後付けもできないので査定額がアップすることが多いのです。

また、高級メーカーのオーディオが付いているとプラス査定になることがあります。これも、高性能のスピーカーを後付けするのは難しく、注文された台数だけに工場でオーディオを組み込むからです。

「社外品」や「消耗品」はどうなるのか?

いわゆる「社外品」と呼ばれる装備品は、よほどの高級品でない限りプラス査定になることはありません。社外品のアルミホイールなどは、そのまま下取りや買取りに出すとマイナス査定になることさえありますので、純正品に戻してから査定に出すのが良いでしょう。社外品のまま査定に出すと「純正品はありますか?」と聞かれるはずです。社外品は「ごく一部のマニアな人」だけにウケる装備なので、純正品でないと多くの人に売れないからです。

また、「タイヤは新品に交換してから査定に出した方が高く買い取ってくれるのか?」という質問をクルマ屋さんにしてみたことがありますが、あまり関係はないようです。私が今まで取材した店では「タイヤは査定額には影響しない」としているところが多く、タイヤを新品に交換したとしても、その金額はほとんど査定には反映されないそうです。オイルやバッテリーなどの消耗品も同様、査定額にはあまり関係が無いようですので、タイヤがパンクしていても、オイル交換をしていなくても、気にせずに査定をお願いしてみましょう。

これからの時代は、こういった装備品に加えて「安全装備」が充実したクルマの査定額が上がっていくはずです。自動ブレーキや、誤発進抑制システムなど、最新の安全装備と呼ばれているものも、数年後には付いていて当たり前になっているでしょう。今、それらを付けておけば、手放す時にもプラス査定で得をするかもしれませんね。

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