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2020.06.22

買いたいクルマを運転する「試乗」だからこそ確かめたいポイント

クルマの試乗

購入を検討しているクルマを実際に運転してから決めたい人は「試乗」をしますよね。私も数々のクルマを仕事でもプライベートでも試乗してきましたが、自分のクルマにしようと思っている一台を試す時には、こんなポイントを押さえることをオススメします。

「乗り心地」を「いつも座るシート」で「家族全員が確認」

いざ「試乗してみますか?」と聞かれて、実際にハンドルを握って一般道を走ってみても、結局「どこを確認すれば良かったかイマイチ分からなかった」と答える人は意外と多いもの。

試乗というと、加速感やブレーキの効き具合など、運転そのものの感触を確かめることに注力しがちですが、一番大切なのはやはり「乗り心地」の確認でしょう。

まずは、家族全員が「いつもの席」に座ります。パパが運転席、ママが助手席、子どもが後席に座っているなら、試乗車もそのレイアウトで座ってみます。できれば、急なカーブを曲がってみたり、まっすぐな道路で少しアクセルを踏み込んでみたりして、クルマがどんな動きをするのかを確かめてみます。家族から「なんか気持ち悪い」「酔いそう」などという言葉が飛び出したら、そのクルマはやめておきましょう。その人の三半規管と相性が合うかどうかも重要です。ゴツゴツした、もしくはフワフワした感覚がクルマ酔いの原因になることもよくありますので、そこを見極めるのも試乗の大切なポイントです。

さらに、試乗車でやっていただきたいのが、舗道の段差を乗り上げたり、坂道でブレーキを踏んでみたりすることです。こんな瞬間にも「オエッ」と感じることがあれば、そのクルマの足回りと自分のクルマ酔いセンサーの相性が悪いということ。クルマを買い換えたら、子どもが急にクルマに酔うようになったという人もいますので、試乗の際にはお子さんも一緒に乗ってみることをオススメします。

自宅の近くを走る、ガレージにまで入れてみる

せっかくクルマを購入したのに、納車したら車庫に入らなかった、ではシャレになりません。できれば自宅から近いディーラーで試乗して、自宅ガレージに車庫入れをさせてもらうことをオススメします。まったく同じクルマでない限り、ホイールベース(前後のタイヤの距離)や最小回転半径(ハンドルをいっぱいに切って走り、外側タイヤが描く軌跡の半径)が違いますので、バックでの車庫入れの際にハンドルを切るタイミングも違ってきます。

特に、今所有しているクルマがギリギリで入っているスペースに、新しいクルマを入れようとする場合は要注意です。前輪駆動(FF)か後輪駆動(FR)によってもだいぶ車庫入れの感覚は違います。

自宅の近くの道路や、いつも行くスーパーの駐車場の入り口などが狭かったら、そこも試乗をすべきポイントです。最近のクルマは10年以上前と比較して幅や長さが大きくなっていますので、乗り換えた時に擦ったりぶつけたりすることもあるかもしれません。

「なんとなくしてみた」ではもったいないのがクルマの試乗です。クルマを使う人、乗る人が全員で「自分と家族に合うクルマかどうか」をしっかり確認できるようにしたいですね。

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