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2020.08.01

「e-POWER」「PHV」など、ハイブリッドカーにもいろいろあるけど、何が違う?

ハイブリッドカー

現在、市販されているクルマのほとんどは「ガソリンエンジン車」「ハイブリッド車」「電気自動車」の3つに大きく分かれます。中でも「ハイブリッド車」は近年、各自動車メーカーからさまざまな技術を搭載したクルマが登場しています。今回はこのハイブリッド車の種類について簡単に紹介していきます。

日産の「e-POWER」よく聞くけど、これはハイブリッドなの?

ハイブリッドカーは、エンジンとモーターで走らせるクルマのことを言います。エンジンとモーターの動力を使ってタイヤを動かし、必要に応じて2つの動力を使い分けることで燃費を良くするシステムです。発進や加速するときにはよりパワーが必要になり、燃費が悪くなるので、その際にはモーターがガソリンエンジンのアシストをして、無駄にエンジンを回さないようにします。

「マイルドハイブリッド」というシステムもあります。モーター機能が付いた発電機が搭載されていて、減速や加速など、パワーが必要な時だけモーターがアシストし、通常の走行は基本的にガソリンエンジンが行います。普通のハイブリッドよりも低コストで作られているので、車両本体の価格が抑えめ。ハイブリッドにしてはなんだか値段が安い? と思ったら、このマイルドハイブリッドであることが多いです。

一方、日産の「e-POWER」はマイルドハイブリッドとは逆で、基本的にはモーターの動力だけで走り、エンジンはあくまでもモーターを充電させるためだけの役割です。そのため、エンジンの動力は直接タイヤには伝わりません。モーターの電力量が減ってくると、エンジンがかかり、充電を始めます。エンジンとモーターが付いているので、ハイブリッドカーの一つではありますが、他と比べると違いがあるのがe-POWERなのです。

PHV(PHEV)は「充電できる」ハイブリッドカー

トヨタ、三菱などの「PHV(PHEV)」はプラグインハイブリッドカーのことで、外部からコンセントをつないで充電ができるタイプのハイブリッドカーです。100%電気だけで走る電気自動車は、電池切れになる前に充電しなければ走ることができませんが、プラグインハイブリッドであれば、充電すれば充電した分だけモーターで走行できるので、よりガソリンを使わずに走れます。しかも、もし電気を使い切ってしまったとしてもエンジンで走行できるので、長距離を走りたい人にはオススメのハイブリッドカーです。おまけに、クルマに蓄えた電気を他の製品に供給することもできるので、災害時にも役に立ちます。

プラグインハイブリッドは自宅ガレージにコンセントがあれば、専用の充電ツールなどを使って毎日充電できるのもメリットです。

燃費を重視するなら普通のハイブリッド、車両の値段を重視するならマイルドハイブリッド、長距離を走るならプラグインハイブリッドなど、ニーズに合わせて選ぶと良いでしょう。あなたがもし欲しいクルマにハイブリッドカーの設定があるなら、モーターとエンジンのどちらがメインで走るシステムなのかを確認してみてください。

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