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2020.08.21

世界的に大人気!今なぜ「コンパクトSUV」が売れているのか?

SUV車

私の住むアメリカでは、クルマと言えばセダンかSUV。駐車場を見渡しても、ほとんどがSUVと呼ばれるジャンルの車種ばかりの中に、セダンがちらほら。日本でもこのSUVのブームが続いていますが、なぜ今、車高が高くてオフロードをガンガン走りそうなビジュアルで、サイズはコンパクトなクルマに人は魅力を感じるのでしょうか。

そもそも「ミニバン」は要らなくないか? と気づいてしまったから

ここ10年ほどアメリカでも続いているとも思われる「SUVブーム」。元々は山の中で道なき道を走るような「オフロード車」とも呼ばれ、本格的な四輪駆動車ばかりでした。アメリカではキャンピングカーやボートを所有する人も多く、それらを牽引するためにパワフルで駆動力が大きいSUVが必要だったから、昔から売れてきたとも言えます。

アメリカには日本ほど「ミニバン」が多くはありませんが、数少ないミニバンに乗っている人を見かけると、その多くが日本人だったりします。アメリカ人はそれほど「3列シート」には魅力を感じていないのかもしれません。日本でも、90年代はミニバンブームが起こり、独身男性でさえも7人乗りのミニバンを買うような風潮がありましたが、最近は「家族が多くなければミニバンは必要ない」「家族が多くてもSUVのような室内の広さがあれば十分」と気づいた人が増え、ミニバンブームが去って行ったように思います。

とは言え、今さらコンパクトカーでは不便、セダンはスタイリッシュではないしオジサンっぽいから乗りたくない、というユーザーの目に留まったのが、コンパクトなSUVでした。山道を走るわけではないし、いつもキャンプに行くわけでもないから、サイズは小さくて良い。そのため、昔のようなゴツいスタイルの本格オフロード車ではなく、あくまでも「SUV風スタイル」のクルマに人気が集まるようになってきました。

運転しやすいサイズのSUVが続々登場しているから

SUVはアイポイント(人の視点)がセダンやコンパクトカーと比べても高くなるため、進行方向を遠くまで見渡せます。長距離を運転する時にも疲れにくく、アウトドアでキャンプをしたり、スキーなどのシーズンスポーツをする人には昔から人気でした。しかし、車体が大きく取り回しも大変なクルマが多かったため、女性やサンデードライバーには敬遠されがちなクルマのジャンルでもありました。

しかし、最近では全長4メートル前後の「コンパクトSUV」が続々と発売されるようになったので、昔からSUVに乗ってみたかった人や、ミニバン卒業ファミリー、夫婦のみでドライブを楽しみたい人などが一気に飛びつくようになりました。SUVのデメリットでもあった「運転のしづらさ」を感じさせるクルマが少なくなったのも、このブームの要因と言えるでしょう。

そして今、私がアメリカで乗っているのもコンパクトSUVのJeepレネゲード。一度乗ると、荷物はガンガン積めるし、視点が高くて運転もしやすいし、雪の多い地域でも天気を気にせずに出かけられて、こんなに使えるクルマって他に無いわ! と自画自賛ならぬ「自車自賛」しております。これからもしばらくブームは続くと思いますので、次にどんなクルマを買ったら良いのか見当もつかないと悩んでいる人は、まずこのコンパクトSUVからチェックしてみてはいかがでしょう。

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