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2020.11.10

話題の電気自動車「テスラ」ってどんなクルマ?

テスラ社の車

アメリカでクルマを走らせていると、テスラを見ない日はありません。まだ日本ではそこまで知られた存在ではなさそうですが、話題にはなっているようですね。アメリカで誕生した気鋭の電気自動車(EV)メーカーとは、一体どのようなクルマを作っているのでしょう?

元々、自動車にはあまり関係のない人たちが作ったEVメーカー

「テスラ」の創業者イーロン・マスクは「Paypal(ぺイパル)」というインターネット決済サービスの会社を立ち上げた人。そこで稼いだお金を、次に電気自動車メーカーを作るために投資し、できた会社がテスラです。今では時価総額がトヨタを超えたとも言われ、「次はこんなEVをもっと安い値段で出す!」など、次々に「有言実行」を繰り返すイーロン・マスクは、アメリカではビジョナリー(理想をかなえる)な経営者として圧倒的な存在感を放っています。

元々、自動車メーカーではない会社が一から電気自動車を作るなんて、最初は誰もが耳を疑う話でした。しかし、今ではアメリカ西海岸を中心に販売台数をぐんぐん伸ばし、私の住む東海岸のマサチューセッツでも毎日のように見かけます。クルマの特徴は、ただの電気自動車というだけでなく、エアコンやカーナビなどの操作はすべてインパネ中央の大きなタッチパネルで行い、走行状況やユーザー情報などがメーカーにフィードバックされ、それを基にクルマの機能もアップデートされていきます。まるで大きなタブレット一つでクルマを動かしているような感覚です。

「走るスマートフォン」のような電気自動車なので、環境問題に関心のあるユーザーはもちろん、単なるクルマではない、新しい電子ツールとして所有欲を掻き立てられるユーザーも多いようです。

人と会わずに買える電気自動車は、コロナ禍の時代を先取りしていた?

「テスラ」のもう一つの魅力は「他人と接触することなくクルマが買える」という点でしょう。これは新型コロナウィルスの影響が広がる前から行われていて、アメリカでは「5分で買えるクルマ」として知られていました。

インターネットで注文ボタンをタップすれば、次はもうディーラーへ行くだけでクルマが手に入るというスマートな買い方ができるので、このコロナ禍のご時世ではもちろん、極力他人との接触を避けたい人にもうってつけな販売方法なのです。

この先、テスラの「ポチッと買える」売り方は、他の自動車メーカーの販売にも大きな影響を及ぼすはずです。そういった意味でもテスラは新進気鋭の電気自動車メーカーですので、今後も世界中がその株価の動きを真剣に見守るでしょう。イーロン・マスクが次にどんな「理想」を口にするのか、私も日々楽しみにニュースをチェックしています。

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