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2020.12.11

コロナ禍で再注目?ドライブインシアターを知っていますか?

ドライブインシアター

「ドライブインシアター」という響き、皆さんにはどう聞こえますか? 懐かしいと思う人は、私と同じくそれなりのご年齢かもしれませんが、まったく聞いたことがない世代もいるかもしれません。実は、コロナ禍でアメリカでは再注目されていて、日本でも密かに復活しているようですよ。

その名の通り、クルマに乗ったまま映画を見られる場所のこと

おそらく平成生まれの人は行ったことも聞いたこともない「ドライブインシアター」だと思いますが、日本では90年代をピークに全国各地に20施設ほど展開されていたようです。平坦でダダっ広い駐車場に映画のスクリーンが設置され、音声はクルマのFMラジオを指定の周波数に合わせて聞き、大型商業施設やテーマパークの駐車場が使われていました。

日本では2010年10月、大磯ロングビーチのシアターの閉場により、一度は全滅してしまいましたが、最近の新型コロナウィルスの影響を受けて、新たに再注目されているようです。クルマに乗ったまま映画を観られるので他人との接触を避けられ、かつてのブームを知る世代にとっては、ノスタルジーを感じながら楽しめます。

また「一周まわって新しい」と感じる世代にとっても十分楽しめるのではないでしょうか。普通に映画館へ行くよりも、車内という密室空間で二人きりで観る映画はさらにドキドキできるはずですし、二人の距離もきっと縮まるはず。20年くらい前に若者だった私たちは、今では完全に死語になってしまった「ドライブデート」をそうやって楽しんだものです。

ドライブインシアターの本場、アメリカは・・

ドライブインシアターは、1930年代のアメリカで始まったと言われているようです。超クルマ社会のアメリカでは、今までも普通に営業していたドライブインシアターが、今年のコロナ禍により再注目され始め、TVCMや広告も増え始めたように感じます。

土地がたくさん余っているアメリカでは、ちょっと郊外へ足を伸ばしてみると高速道路からドライブインシアターを見かけることもあり、数百台が停められる駐車場であれば、どこでもできそうなビジネスでもあります。

また、こちらでも最近では音楽系のコンサートが軒並み中止となってしまいましたが、ドライブイン方式を採用することで、郊外でフェスやライブなどの開催が少しずつ復活してきています。日本でもクルマを運転しない、免許も必要ないと言う若者も、大型施設でこういった音楽コンサートやフェスが催されれば、クルマを運転しようとするきっかけになるのではないでしょうか。クルマでなければ行けない場所で、車内で観るスタイルが復活して、若者のクルマ離れも少しは解消してくれたらいいのに・・と思います。

しかも今なら、フロントウィンドウも大きくて映画のスクリーンがよく見えるクルマがたくさんあり、カーオーディオも音が良くなっていますので、FMラジオで映画の音声を聴く独特の感覚をぜひ体験してもらいたいです。日本でも全国各地でイベント的に設置され始めたようですので、一度家族やカップルで出かけてみてはいかがでしょう?

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