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2021.01.04

車内での感染予防には「外気導入モード」を利用しよう

エアコンスイッチ

新型コロナウィルスの感染予防策として、他人との接触を避けられるクルマの利用が再注目されていますが、車内での感染対策はどうしたら良いのでしょう? 最近、寒い時期にはなかなか使うことがない「外気導入モード」が、改めて推奨され始めましたが、皆さんは「内気循環」と「外気導入」をきちんと使い分けていますか?

「約3分で車内の空気が一新する」やり方とは?

車内は密閉された空間なので、ウィルス感染しやすくなる環境です。そこで、トヨタ自動車のホームページで推奨され始めたのが「外気導入(外気取り込み)モード」の利用です。

私も寒い季節が始まってからクルマに友人を乗せる機会があり、この「外気導入モード」を使いました。窓を開けっ放しで走るには厳しいアメリカの冬なので「ちょっと外気導入にするね」と伝えたところ・・

「なにこのモードって? 今まで使ったことないかもしれない」

という答えが返ってきました。「内気循環モード」だと車内の空気を入れ換えることができませんが、外気導入スイッチをONにすれば、外の新鮮な空気が入ってくる、と教えてあげると・・

「もう何年も運転しているけど、気づかなかった(笑)。だってクルマを買ったときにスタッフからそんな説明されていないもの」

と、その友人が言うではないですか。私は逆に、昔から当たり前のようについている「外気導入スイッチ」を、知らない人なんていないはず、と勝手に思い込んでいました。なにはともあれ、この「外気導入モード」が新型コロナウィルスの車内での感染予防には、非常に大切なポイントになるようです。

トヨタ自動車ホームページでは「エアコンはON/OFFのどちらでもOK」「車内の空気の入れ換えにかかる時間は3分が目安だが、アイドリングストップ条例などにも留意する」ことを合わせて提案しています。

風量を「MAX」にすれば、換気効率アップ

さらに「外気導入モード」のONに加えて、さらにエアコンの風量を「MAX」にすると、換気効率がアップします、とも推奨されています。

そこで、本当かどうか、マイナス3℃のボストンで実験してみました。外気導入にして、風量をMAXまで上げてみると、窓を開けなくてもみるみるうちに外の空気が入り、室内でも吐く息が白くなります。こうしてから、エアコンの温度設定を上げて、シートヒーターのスイッチをONにしてみると、空気はキレイになったのに、足元からポカポカしてきて、快適な車内の空気に一新できた感じがしました。

冬は外気温も低く、つい車内の空気もこもりがちになってしまいますが、うっかりすると「密」な環境になりかねません。私も外気導入モードは「前を走るトラックの排気ガスが臭かったらONにする」程度しか使っていませんでしたが、これからの時代は常に車内の空気も入れ換える必要があります。

気づいたらモードを切り替えてこまめに車内の空気を入れ換え、感染予防を徹底して年末年始のお休みをお過ごしください。

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