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2021.02.22

自賠責保険料が“また”値下がりします!

自動車保険の案内書

2021年4月より自賠責保険料が値下がりします。昨年に引き続き値下げとなる背景はなんなのでしょう? また、これをきっかけに自動車の「保険」をじっくり見直してみませんか?

2年連続!今年は平均6.7%の自賠責保険料が値下がり

自賠責保険は、自動車を所有するすべての人に加入が義務付けられています。

昨年にも値下がりした保険料が、今年の4月にさらに値下がりすることになりました。自動車の種類や加入期間による違いもありますが、今年は平均6.7%安くなります。

(自家用乗用自動車の場合)

・37ヶ月:(改定前)¥30,170 → (改定後)¥27,770

・25ヶ月:(改定前)¥22,210 → (改定後 ¥20,610

2年連続で値下がりの理由は「交通事故の件数が減っているから」です。最近は自動ブレーキなど、最新の安全技術が搭載されたクルマが増えたので事故が減りましたが、昨年からは新型コロナウィルスの影響で、そもそもクルマででかける人がさらに減ったから、という理由もあるようです。

ちなみに、私の住むアメリカに自賠責保険はありません。自動車保険はすべて任意で、日本と比べると非常に保険料は高いです。

日本では車検を受けて、同じタイミングで自賠責保険料も支払うので、車検時の出費はいつも痛いな、と思っていました。しかし、自賠責保険は任意保険と違い「利益」や「損失」を出さない保険なので、事故が減れば被害者に支払われる保険金も減り、それがユーザーに保険料の減額として還元されます。日本の「クルマに乗る人すべてが加入する保険」は、他国に来てありがたみがよくわかるようになりました。

この機会に「任意保険」も見直してみる

自賠責保険料は下がりますが、さらに任意保険を見直すのもオススメです。保険料を安くするには、大きく二つのポイントを見直しましょう。

一つ目は「運転者と年齢の条件」です。「21歳未満不担保」と「26歳未満不担保」のように、任意保険は、運転者の年齢「21歳と26歳」が保険料の大きなボーダーラインになっています。21歳以下の運転者がいる場合は保険料が非常に高くなりますが、運転者の年齢が上がるごとに下がっていくので、親子で運転するならまずここをチェックしましょう。

さらに見直すべきところは「車両保険」です。車両保険を付けても、長く乗っているクルマや中古で購入したクルマだと、事故の際に「その時点での市場価値」に値する保険金しか支払ってもらえません。それまでにいくら保険料を払ったか? は関係ないのです。「事故でおりる保険金」と「毎月(毎年)支払う保険料」を比較したときに、支払われる保険金の方が高くなければ、車両保険に加入する意味がありません。これは、クルマが古くなるほど見直す必要があります。

自賠責保険料や自動車の税金は国が決めているので、どう頑張っても減額はできませんが、任意保険はユーザーの工夫や気づきで安くすることができます。2021年は、一度クルマにかかる保険を見直してみてはいかがでしょう?

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