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2021.03.15

なぜ首都高速の運転は怖い? 克服する方法は?

首都高分岐

普段の運転は問題なくても「首都高速だけは運転が怖い」という人は多いはずです。私も、首都高を走るときだけはいつもの10倍くらいは緊張してハンドルを握りますが、なぜ「怖い」と感じるのでしょう? また、その克服方法はあるのかを考えてみました。

こんなに「合流」「分岐」が多い道路は世界中でも見かけない?

日本人が「一番運転するのが苦手」とも言われる首都高速C1(環状線)は、東京の電車で言えば山手線のようにぐるっと一周している道路です。

なぜ怖いのかと言えば、このC1では「分岐」と「合流」が次々と押し寄せてくるからです。数分に一回は「右と左どっちに行く? そのために次は右(左)に車線変更しなきゃダメだぞ!」という天からの声に矢継ぎ早に反応しなければいけないので、身体も脳ミソも疲れてしまうからです。

しかも、この首都高速の合流は「左から」と決まっているわけではありません。追い越し車線を走っていると、いきなり右側から合流してくることもあります。「合流は左から」と思い込んでいると、予想外の「右からの合流」にまた脳がエラーを起こしかけるのです。合流する方だって、スピードを出して走っている追い越し車線に突っ込んでいくわけですから、とても勇気が要るのです。

そんな緊張の連続を強いられる首都高速は、海外から来た人を乗せて走ると「まるでミラクル!なぜこんなにカオスな道路を迷わずに走れるんだ!」と驚かれます。日本、とくに東京を観光した人で、成田空港から首都高速を走るバスに乗ったことがある人は必ず、首都高の複雑さと、それを走りこなすドライバーの運転技術に驚愕するそうです。

私もアメリカに住むまで気づきませんでしたが、首都高のように複雑で分岐も多く、しかも立体交差やトンネルだらけの道路は世界中でもそれほど多くはないようです。とくに、国土の広いアメリカでは、ビルの合間を高速道路が駆け巡る風景を見たことがない人も多いので、近未来都市に来たかのように感じるのだとか。

しかし、日本人だからと言ってみんなが首都高速をスイスイ運転できるわけではありません。日本人でも怖いと思っている人が多い首都高速を、怖がらずに走るポイントは何があるのでしょうか?

首都高を走る前に「心の準備」と「予習」が必要な理由とは?

首都高速を走るためには「心の準備」が必要です。立体交差やトンネルも多く、急に車線が増えたり減ったりする道路を「非日常的な空間」だと身構えてしまうからです。まずは「首都高は合流と分岐さえ気をつければ、あとは流れに乗って走るだけ」と自分に言い聞かせましょう。

首都高での「敵」は合流や分岐だけではありません。トンネルが多く、そこを走行中に分岐があった場合、電波の入りにくいトンネル内では、スマートフォンのマップがフリーズして案内が途切れてしまうことがあります。

肝心な分岐点なのにスマホのナビが固まってしまって、行き先を間違えたことがある人も多いはずです。そうならないよう首都高を走る前には、分岐はどちらへ進むかだけでも運転前にあらかじめ確認しておくのが良いです。

ただでさえ走るのが怖いのに、最近はこの「スマホのマップがフリーズする問題」もあり、なかなかの強敵と思われがちな首都高速ですが、運転する前にしっかり「予習」をしておけば分岐で迷うこともなく、ナビがフリーズしてしまっても大丈夫です。

自分なりの「攻略法」を持っていれば、怖がらずに走れるのが首都高速です。緊張せずに走るための準備をしておけば、安全に運転できるだけでなく、周りの人からも「運転が上手な人」と思われるのは間違いありません。

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