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2021.10.07

クルマ選びにインターネットはどれくらい活用できる?

中古車販売サイト

コロナ禍でクルマ選びにインターネットを活用する人が増えています。新車ディーラーや中古車店を訪問して、営業スタッフから説明を受けるスタイルは、どんどん過去のものになっていくのかもしれません。

クルマを買うときにはどんなサイトを参考にしている?

株式会社インテージが「クルマを購入する前にどのようなウェブサイトを参考にしたか?」という調査を行なったところ、新車購入者の53%が「メーカーサイト」、中古車購入者の37%が「中古車情報サイト」を閲覧しているという結果になりました。

メーカーの公式サイトには、クルマの詳しいスペックが掲載されていますし、中古車情報サイトでは価格やグレードなど、その物件の詳細な情報を素早く知ることができます。さらに、新車、中古車のどちらの購入者も10%前後の人が「自動車保険サイト」も参考にしていることもわかりました。

メーカーサイトはあくまでも「そのクルマの情報」だけですが、中古車情報サイトや車情報サイト、自動車保険サイトには「ユーザーレビュー」も多く掲載されています。ディーラーの営業スタッフからは他のユーザーからの意見をじっくり聞くことは難しいので、インターネットで実際に使っている人のレビューを収集し「本当に自分に合うのはどんなクルマなのか?」を検討する人が増えてきているようです。

私も、一人の消費者としては、まずメーカーサイトでクルマの大きさや排気量、デザイン、インリアなどの基本情報を確認し、車専門の情報サイトや中古車情報サイトで買った人や乗っている人のレビューを読み、最終的には物件検索サイトで「買いたいクルマ」を探します。クルマはディーラーに行ってから選ぶのではなく、ほとんどインターネットを利用して決めるようになりました。

しかも、新型コロナウィルスの影響で他人との接触を減らしたいとなると、今後はさらにクルマ屋さんに足を運ぶ回数も減っていくでしょう。

YouTubeで「他のユーザーのレビュー」を観る人も増えている

また、株式会社インテージは「クルマ購入前にYouTubeをどれだけ閲覧したか?」も調査しています。ユーザーの購入前6ヶ月間の行動では、一人の利用者あたり平均して200分〜300分もYouTubeを視聴しているというデータが発表されました。

メーカーや自動車専門情報サイトが運営するチャンネルに加えて、一般ユーザーもそのクルマのレビューを投稿できるのがYouTubeの特徴です。ここでも使い手の「リアルな声」を聞けるだけでなく、具体的な車名やモデル名で検索すれば、実際にクルマを見る前にインテリアやシートアレンジ、荷室の使い勝手といった細かい部分まで、映像で確認できてしまいます。

YouTubeの情報も玉石混淆かもしれませんが、自分の知りたいクルマの動画を観ているうちに、200分、300分はすぐに経過してしまうもの。一般ユーザーにとっては、自動車の専門家やレーシングドライバーがサーキットを走った感想よりも、自分に近いシチュエーションの人が、自分と同じようにクルマを使ってみた感想を聞く方が、はるかにメリットがあるはずです。

クルマ選びは実際に試乗することも大切ですが、動画サイトも上手に使えば、より自分に合ったモデルを選ぶために必要な情報収集ができます。自分と似たユーザーの率直な意見を聞くことで、本当に自分のニーズにぴったりなクルマが見つけられるかもしれません。

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