SERVICE & INFO.
home

2021.10.21

車内で聴く音楽の再生方法、スマホだけでOKですか?

カーステレオ

ひと昔前までは、車内で聞く音楽というとCDやMDプレイヤーはもちろん、カセットテープが再生できるオーディオが付いたクルマもまだありました。しかし、音楽配信によるダウンロードやストリーミングが主流になった今、車内での音楽の再生方法も時代とともに変わりつつあります。

最新モデルはオーディオもカーナビもついていない?

最近、わが家にやってきた2021年式のクルマにはCDなどの再生機能はもちろん、カーナビさえもついていません。ダッシュボード上に大きなスクリーンはありますが、それはあくまでもスマートフォンの内容を表示するだけで、自分のスマホに入った「Google Map」などの地図アプリや、音楽を再生するためのものです。

もう一台のクルマは2017年式なのですが、まだCDプレイヤーがついています。たった3、4年ほど前のモデルなのに、この数年間でCDはすっかり配信に切り替わり、ナビゲーションもスマホで対応できるようになってしまいました。友人を乗せると「え! このクルマまだCDプレイヤーがついているの?」と逆に驚かれるくらいです。

私自身も、現在所有しているクルマでCDを再生したことは一度もなく、プレイヤーの存在さえもすっかり忘れていました。今どきはすっかり「音楽はスマホで再生し、それをクルマのオーディオに接続して聴く」というのが当たり前になっています。

しかし、そのクルマに乗る全員がスマホを所有しているとも限りませんし、音楽を配信だけで聴いているとも限りません。クルマでCDを聴きたい人はどうしたら良いのでしょう?

「カローラ」は後付けのCDプレイヤーを発売

トヨタの「カローラ」は何十年にも渡って日本人に愛されてきたモデル。時代にあったデザインと装備で、日本人の使いやすさを重視しながら進化してきました。現行型が発売されたときには、他のクルマと同じようにCDプレイヤーはなくなっていて、しかもオプションでの設定もありませんでした。

昔ながらのファンが多いモデルなので、ユーザーにはまだCDを車内で再生したいと希望する人も多く、なんとラジカセを車内に持ち込んでCDを再生する人もいたそうです。

そんなユーザーからの「車内でCDを聴けるようにして!」という熱い要望を受け、トヨタ自動車は後から装着できるディーラーオプションでCDプレイヤーを販売することにしました。「装備を進化させる」のではなく、使い手の声に応えるためには、あえて「時代を戻すこと」を選択したのです。

クルマの性能や装備は日々進化していて、時には人間がそのテクノロジーの進み具合についていけないこともあります。今後のクルマ選びは、新車でも中古車でも、ただ「最新」というだけでなく、乗る人のニーズに合った装備がきちんと付いているかも重要です。とくに音楽の再生方法については、その車種や年式、メーカーによっても違いがあるので、しっかり確認しましょう。

関連ブログ記事

SERVICE & INFO.
Copyright © 2015 Sanikleen Corporation all right reserved.

お電話

オートリースのお問い合わせ・資料請求
smp-menu