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2022.01.12

人気のボディカラー「白」と「黒」のメリット・デメリット

日本で走っているクルマの半数近くを占めるほど、人気のボディカラーである「白」と「黒」。どちらにしようか迷う人も多いのではないでしょうか。それぞれにメリットとデメリットもありますが、どちらもなぜ人気なのか理由を考えてみると、自分に合うカラーが決められるかもしれません。

白いクルマのメリット・デメリット

アメリカの塗装メーカー「アクサルタ」の調査によると、2019年には世界全体のクルマのボディカラーの割合は白が38%、黒が19%で、日本においては白が36%、黒が22%と、全体に比べて少しだけ黒が人気であることがわかりました。

白と黒のボディカラーそれぞれのメリット・デメリットを比較してみると、白のメリットは「パール系」のカラーの下取り額が高いことです。もともとオプションカラーであり、新車購入時には数万円分が余計にかかることから、手放すときに「最も高く売れるカラー」になります。

また、白は膨張色でもあるため、他車のドライバーから認識されやすいというメリットもあります。暗くなる時間帯や、視界が悪い場所でも見えやすいので、軽自動車のように車体が小さいクルマでも、運転者や歩行者から認識されやすくなります。

さらに、白は黒と比べると汚れや細かいキズも目立ちにくく、洗車をしなくてもそれなりに見た目をキープできるのもメリットです。黒いクルマはボディをピカピカにしていると存在感がアップしますが、他の色よりもお手入れをマメにしなければ、そのゴージャス感はなかなか保てません。

デメリットとしては、白は「清潔感」や「シンプル」といったイメージのカラーではありますが、逆に「無難すぎる」や「面白みに欠ける」といった意見もあります。何より「一番売れている色」であるため、他人と一緒じゃイヤだという人には向かない色かもしれません。

黒いクルマのメリット・デメリット

黒いボディカラーのメリットは、何と言ってもその高級感です。ボディ全体を引き締まったイメージに見せてくれて、デザインの陰影もくっきりと映えるので、クルマのスタイリングをシャープに見せたい人にはもってこい。クルマをより格好良く見せてくれる色です。

最近では黒もクルマの人気カラーの一つなので、下取り査定額も高めの傾向です。とくにミニバンやSUVなど、よく売れている車種は中古車市場でも黒は人気があるので、プラス査定になることが多いでしょう。

よく黒いクルマは夏場、車内の温度が上がりやすいとも言われますが、黒と白でボディ表面は20℃近くの温度差が発生しても、車内の温度差は5℃前後しか変わらないというデータもあります。「黒は暑くなる」というのは、車内のシートが黒色だと熱を吸収しやすくなるだけで、ボディの色はそれほど気にしなくても良さそうです。

黒いボディカラーのデメリットは、白と比べると他車からの視認性が悪くなることです。遠くから見えにくい、暗くなると見えにくくなるなど、歩行者や他のドライバーから気づかれにくい色のため、自分がいくら気をつけていても、他車にぶつけられるなどの「もらい事故」に遭う確率は高くなってしまいます。

白にも黒にも、クルマのボディカラーとしてのメリット・デメリットはありますが、私は個人的に「お手入れが面倒な人には白、マメに洗車ができて、きれいなボディをキープできる人には黒」をオススメします。どちらのカラーも所有したことはありますが、ズボラな自分には「黒いクルマ」を高級感あふれる見た目でキープしてあげるのが難しかったからです。

白と黒のどちらが良いかは、メリットとデメリットや個人の好みだけでなく、クルマのオーナーの性格にもよるかもしれません。

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