クルマにも「現品限り」のセールがあります。それは「展示車」や「試乗車」など、販売店で使われているクルマが売り出されることです。中古車とは違ったお買い得さもありますが、購入するときには少し気を付けた方が良いポイントもあります。
「展示品限り」の現品処分特価でクルマが買える?
新車ディーラーなどでは展示のためだけに使われるクルマがあります。最近ではこのクル マをお客さんに格安で販売するお店が増えているようです。中古車と同じように、色やグ レード、装備は自分の好きなようにオーダーできません。しかし、それが欲しい車種で、 希望の仕様であれば展示車も一つの選択肢になりますよね。
なぜお安くなる?その理由を知ってから買おう!
展示されていただけのクルマですから、エンジンは新品同様。しかし、自分以外のお客さ んにもドアを開け閉めされ、シートに座られ、ハンドルも触られています。他人が触った ことさえ気にしなければ、確かにお買い得なクルマと言えます。
そして、展示車の場合はバッテリーが消耗している可能性が高いです。お店の中にあると はいえ、メーターを点灯したり、スライドドアを開けたりしてお客様に見せるのが展示車 の役割。エンジンがかかっていない状態でバッテリーを使うと負担がかかります。もし展 示車を買うなら、納車前にバッテリーなどの消耗品が劣化していないかチェックしてもらうと良いでしょう。
お安いものには理由があります。そこを納得したなら「現品限り」のクルマを買うのもア リ。もし新車ディーラーで「これがいい!」と思えるような展示車に出会ったら、営業マ ンに相談してみるのも良いかもしれませんよ。