最近、夏場に長いグローブをしてクルマを運転している人を見かけなくなったと思いませんか? それは、クルマのガラスに紫外線をカットする機能が付いているからです。皆さんがお乗りのクルマには付いていますか?
もう、右側だけ日焼けすることは無い?
トラックの運転手さんが「右側」だけ真っ黒に日焼けしていたのは、だいぶ昔の話かもしれません。運転する時には長―いグローブで二の腕あたりまでを隠して「絶対に日焼けしたくないから、多少カッコ悪くてもいいんです!」と言いたげなおばちゃんも、最近はだいぶ減ってきたような気がしませんか?
それは、クルマのガラスに「UVカット機能」なるものが付き始めたからです。ガラスそのものに紫外線をカットする効果があるため、長時間運転していても、あの右側焼けに悩まされることもなくなり、グローブをする必要もありません。現在、市販されている乗用車のほとんどに、この機能が付いていると言っても過言ではないくらい、各自動車メーカーが力を入れている機能なのです。
紫外線のカット率は?
今、新車で買えるクルマでは、多くの車種が90%以上の紫外線カット率のガラスを採用しています。私も、ここ10年ほどはクルマを乗り換える度に日焼けしなくなったな〜と実感するほど、UVカットガラスの機能はアップしてきています。
最近、トヨタの「エスティマ」という車種では、紫外線カット率が99%、しかも360℃の全方位をカバーする「スーパーUVカットガラス」が採用されました。オプションでサンルーフを付けたとしても、そのガラス部分にも99%のUVカット機能があり、どこからでも強力に紫外線を遮ることができるので、後ろの席に乗る人も日焼けを気にしなくて済むのです。
あの「運転焼け」に何年も悩まされてきた女性の皆さん、この話を聞くだけで、最新のクルマに乗り換えたくなってきませんか?ぜひ、これからクルマの乗り換えを考えている人は、購入前に「このクルマはUVカットガラスが付いていますか?」と確認するのを忘れずに。