SERVICE & INFO.
home

2019.06.04

「ターボ付き」って何がスゴいの?

GT-R

「このエンジンはターボ付きです」と言われても、ターボが何だかよく分からない人もいるかもしれません。実はこの「ターボ」が付いているかどうかで、同じエンジンでも性能が大きく変わってしまうこともあるのです。

ターボ付きのクルマのメリットとは?

「ターボ付き」とは一般的に「過給機(ターボチャージャー)」が付いたクルマのことを呼びます。ターボは簡単に言うと「そのクルマの排気量以上に空気をエイヤッと無理やり押し込み、エンジンをさらに燃焼させて、大きなパワーを得るもの」です。排気ガスの流れを利用してターボチャージャーを回し、エンジンに空気をじゃんじゃん送り込みます。そうすると、同じ排気量でも加速性が良くなったり、スピードが出るようになります。

最近では軽自動車にもターボがよく搭載されています。軽自動車は660ccという限られた排気量でエンジンを作らなければいけませんが、普通自動車に比べるとどうしてもパワーでは敵いません。そこで、同じ排気量でもターボを付ければ、小さな排気量でもぐんぐん加速できるエンジンを作ることができるのです。

同じ排気量でも、ターボが付いているかいないかで「馬力(最大出力」や「トルク」が違ってきます。ターボが付いていると、高速道路の合流や、登りの山道など、加速して欲しいシーンでパワーが発揮されます。

ターボ付きのクルマが向いている人は?

軽自動車が経済的には魅力だけど、非力なエンジンだけがどうもイヤだ……という人や、高速道路を頻繁に使う人には、ターボ付きのクルマが向いていると言えます。軽自動車で高速道路の車線へ合流するときに「もっと加速できれば怖い思いをしなくて済むのに」と思ったことがある人も少なくないはずです。また、税金や維持費の都合から、どうしても排気量を上げたくないけど、エンジンパワーは欲しいという人にも向いています。

逆に、毎日決まった道しか通らない、平坦な道路しか走らない、という使い方をする人は、ターボ付きはあまり必要ありません。同じ排気量でも空気を無理やりに押し込んで、エンジンのパワーを上げる分、ターボ無しの同排気量のエンジンと比較すると燃費が悪くなってしまうからです。燃費の悪さからここ10年くらいはなんとなく市場から姿を消していたターボですが、最近ではサイズを小さくしたり、コストを下げたりして、現実的なお値段や燃費の「ターボ車」がまた復活しつつあります。

お目当ての車種にターボ付きエンジンのクルマがあれば、普通のガソリンエンジン車と乗り比べて、その加速感やパワーを体験してみるのをオススメします。きっと「同じ排気量なのに全然違うエンジン」であることを実感できるはずです。ただスピードが出ることよりも、いざ加速したいシーンでストレスなく運転できることをポイントに試乗してみてください。

SERVICE & INFO.
Copyright © 2015 Sanikleen Corporation all right reserved.

お電話

オートリースのお問い合わせ・資料請求
smp-menu