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2019.08.22

「自動ブレーキ」をとうとう効かせてしまいました

自動ブレーキ

「自動ブレーキ装着車」とはいえ、実際に作動することなんてないだろうな、と思っていたのですが、そんな私もとうとう自動ブレーキに助けられることになってしまいました。本当に、意外なほど、なんでもない場所でその効果を発揮してくれたのです。

 久しぶりに運転した日本の道路。狭いし交通量が多い!と再確認

現在、米国マサチューセッツ州に住んでいる私ですが、7月の一ヶ月間、日本へ一時帰国しておりました。日本に滞在中はレンタカーで某国産メーカーの1.5Lエンジンが搭載されたステーションワゴンを借りることに。現行型より一つ前のモデルで、特に何がすごいわけでもない、普通のクルマです。家族3人でスーツケース5つという、かなりの大荷物で帰国したにもかかわらず、ラゲージスペースには余裕もあり、必要にして十分なスペックを持ったクルマでした。

さらに、高速道路を走行中に白線に近づくとピピッと警告音で教えてくれます。アメリカの道路は一車線分のスペースが非常に広く、それに慣れてしまったせいか、日本の道路幅がとても狭く感じる私に、何度となく「ピピッ」とお知らせしてくれるレンタカーちゃん。

「あ〜、日本のクルマってやっぱりドライバーに対してきめ細やかに対応するわよね〜」

久しぶりに日本の道路を走った時にそう思ったのは、ほんの序章に過ぎなかったのです。道幅も狭く交通量の多い道路では、一瞬の油断により思いがけない機能を使うことになるなんて、その時点ではまったく思っていなかったのですから。

また、日本に来た外国人が「日本の道路は怖い!」と口々に言う理由が、何と無くわかり始めた気がしたのもこの時でした。つい最近まで日本の道路を毎日のように運転していたのに・・習慣とは恐ろしいものです。

郊外の片側一車線。なんでもない道路での「前方不注意」で・・

普段、アメリカでは交通量が少なくスッカスカな道路を走っているもので、ついつい習慣的に前方確認が疎かになっていたのでしょう。ほんの一瞬だけ視線が前方を走るクルマから外れた時に「ピピピピピーッ!」という警告音とともに、クルマが急に減速しました。なんと、私の2台前を走るクルマが黄色信号で急停止。前を走るクルマは、黄色信号を一緒に突っ込むつもりでいたのでしょう。当然、急停止したところに私のクルマが突っ込みそうになったのです。自動ブレーキのおかげで、私のレンタカーは完全に停止。自分の判断でブレーキを踏んでいたのでは完全に遅く、危うく3台の玉突き事故になるところでした。

自分はブレーキを踏んだ覚えが無いのに、クルマが止まる感覚は「違和感」以外の何物でもありません。しかし、確実にクルマは停まったのです。停まって初めて「あ、自動ブレーキが効いたんだ」と、安堵とパニックの中間のような感覚に襲われました。交通量の少ないアメリカの道路ばかり走っていると「前を走るクルマが急ブレーキを踏むかもしれない」ではなく、すっかり「急ブレーキは踏まないだろう」と思うようになっていました。そんな私を戒めるためにも、自動ブレーキは作動したのかもしれません。

自分の不注意はもちろん、周りのクルマの予想外の動きによる事故に遭遇することは十分にあり得ます。自動ブレーキの付いたクルマがいつか自分を守ってくれる日が来る、そう考えれば、今すぐクルマを乗り換えても惜しくはないと思えるようになった、日本での一件でした。

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