よそのお家の玄関で「家の臭い」を感じたことはありませんか？クルマも同じようにお友達から「臭い」に気づかれているかもしれません。特に梅雨から夏を迎えると、カビや雑菌などの臭いの原因が車内にもいっぱいです。そんな臭い対策におすすめしたいのが「重曹」です。
まずはシートに掃除機をかけます
車内の臭いは布製のものから発生します。
最近流行している「ふとん用のクリーナー」や「コードレス式掃除機」などを持っている人は、ぜひ車内でも使ってみましょう。普通の掃除機が使えればそれでも十分です。掃除機をかけるだけで、車内の空気がだいぶスッキリしますよ。車の掃除というと、足元のマット周りしか掃除機をかけない人もいますが、クルマのシートの中にもダニの死骸などのハウスダストが隠れています。家のソファーと同じように、背もたれや座面の隅々までかけましょう。花粉の季節にはこまめに行うのをおススメします。
次にぞうきん掛け「重曹」の出番です
「布製」のシートなら次に水拭きをします。
バケツ一杯の水に「重曹」を大さじ1～2杯入れてよく混ぜ、雑巾を硬くしぼってシートを拭きます。除菌・消臭の効果のある重曹は、その後も臭いを付きにくくしてくれます。お掃除用の重曹は100円ショップで手軽に購入できる便利でエコなお掃除アイテムです。お子様がいらっしゃるご家庭でも安心してお使いいただけると思います。
ちなみに「本革」シートの場合は、家具用の「レザークリーナー」を使って拭きあげましょう。
フロアマットは洗っていますか？
車内にあるもう一つの布製品といえばフロアマット。これも掃除機などでホコリを取り、ガソリンスタンドなどにマットクリーナーがあれば水洗いをしましょう。
ポイントは洗った後に2～3時間は天日に当ててしっかり乾燥させること。生乾きのまま元の位置に戻して車内を閉めきってしまうと、部屋干しした洗濯物のようなイヤ～な臭いが車内に充満してしまうので、くれぐれもご注意くださいね。
