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2017.03.20

「ありがとう」の合図、どうしていますか?

ハザードランプ

車線変更で道を譲ってもらったとき、本線へ割り込むときなど、ドライバーへのお礼の合図はどうしていますか?最近は「サンキューハザード」としてハザードランプを点滅させる人が増えていますが、実際にはどのように使うのが良いのでしょう?

サンキューハザードは教習所では教えません

免許を取ったばかりの人や、最近になって運転を再開したという人から「ありがとうのハザードって、いつどのくらい点灯させたら良いの?」と質問されたことがあります。

そもそも、ハザードランプは教習所で「非常点滅灯」と教わります。何か緊急事態が起きて、路上に停止しなければいけない時に、他車へ知らせるためのランプですので「道を譲ってもらったら点灯させましょう」とは教わりません。道路交通法で決められてもいないので、ドライバーが勝手に作った「合図」の方法なのです。

そのため、譲ってもらってしばらく走ってからサンキューハザードを点灯させても「あれ?このクルマ緊急停止するのかな?」と、お礼どころか、逆に後ろを走るドライバーに意味不明なアクションだと思われてしまうこともあります。

ハザードが無理なら、手をあげるだけでOK

譲ってもらってすぐ、1、2回点灯させるのが、後続ドライバーに分かりやすいサンキューハザード。しかし「あっ!ハザードランプを早く点灯させなくちゃ」と気持ちばかりが焦って運転に集中できないと、かえって危ないことも。とくに初心者ドライバーは、そんな余裕は無くて当然。車道でクルマを走らせるだけで精一杯なはず。

しかし「こいつ、譲ったのに挨拶しない!」と、相手に思われてしまうのもイヤですよね。

そんなときは、後ろのドライバーに見えるよう、運転席と助手席の間に「ありがとう!」の気持ちを込めて手をあげる、譲ってもらう瞬間にペコリと頭を下げるなど、相手に伝える方法はたくさんあります。車内での表情は、意外と他車から見えているものですよ。

もしあなたが初心者でなければ、余裕のないドライバーの助手席に座ったときには、代わりに挨拶をしてあげるつもりでいましょう。先日もおじいちゃんが運転するクルマに道を譲ったら、助手席からおばあちゃんに深々と頭を下げられ、ほっこりした気持ちになりましたから。

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