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2018.07.03

クルマの「営業マン」とはもう呼ばない?

車の営業マン

自動車を売る人のことは「営業マン」と呼ぶ・・そう思っていませんか? 販売の現場では「マン」は使わなくなりました。その理由はなんなのでしょう?

クルマの営業は「Man(男性)」だけではなくなったから

最近、男性のネイリストさんをよく見かけるようになりました。男性に担当される時には「男性ネイリストの割合は?」「女性ばかりの職場は大変では?」「なぜネイリストになったのですか?」と質問攻めにしてしまいますが、そんな私の職業病にも、皆さん快く応じてくれます。まだまだ男性は少なく、肩身の狭い思いをすることもあるそうですが、高いプロ意識を持っている方がほとんど。女性の職業のイメージが強いネイリストですが「プラモデル製作が好きだった」と言う男性もいるので、ネイリストに必要な技術の習得については、男女で差は無いのかもしれません。

男女の割合は逆ですが、これと同じ現象がクルマ販売の現場でも起きています。以前はクルマの営業というとスーツを着た男性でしたが、最近では女性も増えてきたので、販売会社内では「営業スタッフ」や「販売担当」と呼ぶようになりました。「女性=受付とお茶出し」「男性=商談」は旧いスタイルとなり、ディーラーで女性に出迎えられると、営業スタッフなのか受付スタッフなのか、パッと見ただけでは区別がつきません。

「クルマは男性が売るもの」といった旧い考えを持ったままだと、商談で女性の担当者が出てくると驚いてしまうかもしれません。男性社会で負けたくない! と思っている女性はクルマの知識も豊富で商談や交渉も上手です。クルマが好きで営業スタッフになった女性もたくさんいますので、女性だからといって商談が不利になることはありません。しかし、女性の営業スタッフに話を聞くと「男性からしかクルマは買いたくない」とおっしゃるお客様もまだまだいるのだとか……。

女性ならではの細かい説明も受けられる

自動車販売の現場で仕事をすると、女性スタッフは車内装備の使い方やシートのアレンジ、燃費や維持費についても詳しく勉強している人が多いように感じます。お子さんがいたり、家族の送迎に使っている女性もいますので、そんなスタッフからリアルな使い勝手を聞くと、同じ女性としてそのクルマの魅力を再発見できることもあります。

女性だからクルマの知識に乏しい、お客さんの質問に答えられない、なんてことはありませんし、サービススタッフ(自動車整備の担当)に女性がいるお店だってあります。「クルマ=男性が売ったり整備したりするもの」という意識を持った人だけが、今でも「営業Man(男性)」と呼んでしまっているような気がします。

「最近、クルマの営業マンにも女の人がいるのね〜」と言ったウチの毋にも「マンは女性じゃないでしょ」と軽くツッコミを入れておきました。

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