クルマは試乗してから買わないと納得できない商品。でも、ディーラーに行くと営業スタッフにしつこくされそうで心配……。そんな人は、これからのレジャーシーズンに「レンタカー」でクルマを試してみるのはいかがでしょう?
販売中の車種はレンタカーでも借りられます
「試乗だけでもお気軽に♪」と掲示されたディーラーでも、本当に試乗だけして「じゃ!失礼しますっ」とは帰れませんよね? 試乗した後にはセールストークを聞かされて、連絡先も書かなくてはいけない空気になるのがクルマ屋さんです。
クルマはディーラーで試乗すると、乗り心地が良い道路を案内されます。スタッフに頼めば自宅で車庫入れくらいはできますが、高速道路を走りたい、何十キロもドライブしてみたい、なんて要望はなかなか聞いてはもらえません。しかし、クルマを実際に使うシーンを再現しないと、自分に合うクルマかどうかは判断できないものです。
そこでおススメなのが、欲しいクルマをレンタカーで6時間借りてみること。6時間あれば、高速道路を走って自宅の車庫に入れて、よく行くスーパーの駐車場で出し入れをするなど、あらゆる使い勝手を試せます。
意外と多い「レンタカーで使ったら欲しくなった」
飛行機や電車とレンタカーがセットになった国内旅行ツアーなどでは、レンタカーの車種まで指定することはできません。しかし、レンタカーに設定されるのは人気車種や最新車種ばかりなので、古いクルマに乗っている人にとっては「最近のクルマってこんなにすごいのか~!」と驚くポイントがたくさんあるようです。
旅行先では、車庫入れや狭い道、高速道路を走るなど、普通に試乗するより性能がよく分かります。2、3日一緒に過ごしてしまうと、返却するときには愛着を感じてしまい「次はこのクルマを買おう!」と思う人が多いのだとか。私の周りでも、一般の人からクルマ業界人まで、レンタカーで乗ったら欲しくなったと話す人も少なくありません。
クルマを買うときには、なるべく長時間乗ってみることをおススメしますが、手っ取り早いのはレンタカーです。もちろんレンタカー屋さんに直接申し込めば車種を指定できますので、気になるクルマを選んでみてはいかがでしょう?