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2014.07.25

車内の熱中症対策

気温30℃を超えると心配なのは熱中症。でも、春先でも屋外に停めたクルマに戻って「モワッ」とした空気にビックリすることがありませんか?実は、過ごしやすい季節でも車内の温度はあっという間に上がってしまうんです。今回のコラムを読むと「寝ているからかわいそう」と子どもを車内に放置なんて絶対にできなくなりますよ。

車内の温度は50℃近くまで上昇します

JAF(日本自動車連盟)が行った実験によると、23℃という快適な外気温でも日中ダッシュボード周辺が最高で約70℃、最低でも車内は48℃にまで上がるそうです。炭酸飲料の缶なんてうっかり置きっぱなしにすると、爆発して車内が甘いドリンクまみれという大惨事を引き起こすくらいの温度です。大人と違って体温調節機能や腎機能が十分ではない乳幼児は、50℃近い温度では脱水症状となり、直腸温が42度を超えると臓器不全で死亡する可能性も。たった10分程度でも子どもにとっては重症疾患になりかねません。ほんの少しの時間だから……と思っても、50℃のサウナ状態の中に服を着たままで置いて行かれることを想像してみてください。しかも、熱くても子どもは自分で外には出られないのですから。

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後部座席は意外と暑い!

夏場はエンジンを切った状態だとすぐに車内の温度は上がります。特に、エアコンの冷風が届きにくく、ガラス窓から日光が直撃する後ろのシートは、運転席や助手席よりも暑くなり、シートに熱がこもりがち。休憩などで駐車するときは、なるべく日差しを避けられる場所を選びましょう。車内に戻ったらエアコンを全開にすればいいや、と思うかもしれませんが、一瞬で涼しくなるのは運転席や助手席だけ。熱くなってもなかなか冷えない後ろのシートに子ども座らせると、体温がどんどん上がっていつの間にか熱中症に、ということもあります。
子どもにとってはまさに灼熱地獄となる夏場のクルマ。次のコラムでは、これからの季節のお出かけに用意しておくと便利な熱中症対策アイテムを紹介します。

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