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キッチンまわりをキレイにして食中毒を予防しよう!

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2017/07/03

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食中毒予防の要はキッチンにあり!

日本の夏といえば、高温多湿……人間にとっては過酷な環境ですが、細菌にとっては「大好物」とも言える環境。とくにキッチンは水気や雑菌のエサとなるものが多く、繁殖には絶好の場所になります。キッチンは、ご家族の口の中に入る料理をつくる場所。もし細菌の温床になっていたとしたら、食中毒のリスクが高まってしまいます。

そこで、今回の「プロがアドバイス!今やっておきたいハウスクリーニング指南」では、食中毒を防ぐためのノウハウをお届けします。

食中毒防止のカギは日々の「除菌」!

食中毒の原因となる細菌といえば、「O-157」や「O-111」などの腸管出血性大腸菌やカンピロバクター、サルモネラ菌などが代表的。これらの細菌は、高温多湿な環境で活発に繁殖し、食べ物や食器などを介して口から入って食中毒を引き起こします。

大切なのは、口に入る前にできる限り排除すること。そのためには、細菌の繁殖しやすいポイントを徹底的にマークし除菌する必要があります。以下では、食中毒を防止するためにとくに気をつけたい除菌ポイントとその方法についてご紹介します。

1.まな板

調理前の生の食材を切ることも多いまな板には多くの細菌が付着します。もちろん、使ってそのままにしている方はいらっしゃらないと思いますが、実は食器用洗剤でさっと洗っても十分な除菌ができていないことがほとんど。つまり、普通に洗っても食中毒のリスクは消えないということです。

そこで、まな板の除菌としてオススメなのが台所用漂白剤を用いた方法です。まな板表面に汚れが付着していると除菌効果が薄くなるため、まず始めに、食器用洗剤で汚れをきれいに落とします。まな板の水分を十分に拭き取り除き、しっかり乾燥させた後、薄めた漂白剤(除菌効果をうたったもの)に30分間浸け置きます。浸け置くスペースがない場合は、まな板の表面にキッチンペーパーを当てて、薄めた漂白剤(除菌効果をうたったもの)をスプレーして30分程置きましょう。

除菌後はよくすすいでから、風通しのよい場所で乾かしましょう。その他、野菜、肉、魚など、食材によってまな板を使い分けるのも有効です。
※漂白剤の薄め方は商品ラベルに記載されている使用方法をご参照ください

2.キッチンスポンジ

キッチンにおける細菌の繁殖場所として盲点なのが、キッチンスポンジです。食器を洗うたびに洗剤をつけているからキレイなのでは……と思いがちですが、使用後に湿ったまま放置することも多く、細菌が繁殖していることも珍しくありません。

キッチンスポンジを細菌から守るには、まな板同様、除菌効果をうたった漂白剤を使用します。スポンジ使用後、台所用洗剤を使用してスポンジをもみ洗いし、汚れを落とした後、しっかりと水気を取り除きます。その後、薄めた漂白剤(除菌効果をうたったもの)に数分浸け置くと効果的です。浸け置く時間が長いと、スポンジが変色してしまうため、注意が必要です。また、日常使いのスポンジを複数用意してひとつを使っている間にもうひとつをしっかり乾かしておくと、より衛生的に管理することができます。
※漂白剤の薄め方は商品ラベルに記載されている使用方法をご参照ください。

3.台ふきん

最後は、キッチンのみならず、食卓にも大きな影響を与える可能性のある台ふきんです。使った後に水洗いした台ふきんを室内で干している方も多いと思いますが、実はこの行為、危険かもしれません。ある調査によれば、よく水洗いした台ふきんをシンク脇などの高温多湿環境で干した場合、雑菌の数が6時間で約60倍以上、12時間では約700倍以上にも達することが報告されています。その場合、テーブルを拭く前よりも拭いた後のほうが食卓が汚染されることが分かっています。見た目にはキレイになっていても、実は余計に食中毒のリスクを高めている可能性もあるのです。

対策としては、まな板やキッチンスポンジと同様に薄めた漂白剤(除菌効果をうたったもの)で数分間浸け置きが有効です。その後しっかりすすいだ後、乾燥させましょう。色柄物は塩素系の漂白剤だと色落ちしてしまうため、酸素系の漂白剤を使用しましょう。

また、思い切って「台ふきんを使わない」という方法も有効です。キッチンペーパーなどにアルコールスプレーを吹きかけてテーブルを拭き、使用後は捨てるようにすれば、細菌が繁殖することがなく、食卓を清潔に保つことができます。

適切な除菌で食卓を守ろう!

細菌の繁殖は目では見えません。だからこそ、通常の汚れよりも敏感に対処したいところです。「見た目がキレイだから大丈夫、」ではなく、「キレイだけどたくさんの菌が潜んでいるに違いない」と常に目を光らせ、対策を怠らないことが食中毒防止のカギになるのです。楽しい夏を食中毒で台無しにしないよう、対策を徹底して安心な食卓を守りましょう。

プロによるのキッチンクリーニングも効果的!

キッチン用品をしっかり管理していても、キッチンそのものが汚れていては菌の繁殖を手助けしてしまいます。日頃からガスコンロや調理台、シンクの食材汚れや排水口や三角コーナーの食材カスをきれいにしておきましょう。蓄積した落ちない汚れに関してはプロのキッチンクリーニングも効果的です。サニクリーンでもキッチンクリーニングを実施しておりますので、是非、ご検討ください。

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