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ホコリと皮脂をスッキリ!PCキーボードのお掃除

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2017/07/10

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雑菌がたくさん!?キーボードを掃除しよう

今や「一家に一台」は当たり前になったパソコン。文書や資料を作成したり、調べ物をしたり、ゲームをしたりと、ご家族みんなで使っているというところも多いでしょう。 しかし、頻繁に使うからこそ、気をつけたいのが「汚れ」です。今回の「プロがアドバイス!今やっておきたいハウスクリーニング指南」では、見落としがちなパソコンのキーボードの掃除についてご紹介していきます。

キーボードはこんなに汚れていた!

2008年、英国の研究機関が「PCのキーボードには便座の平均5倍もの細菌が付着しており、中には触れるだけで健康被害をおよぼすものもある」という研究結果を発表し、世界中のPCユーザーを驚かせました。

指で触れているだけなのになぜ? と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、原因として考えられるのが、キーボードを触る手に多くの雑菌が付着していること。不特定多数の人が触るドアノブや電車の吊革などに触れ、帰宅後によく手を洗わずにキーボードを叩けば、それだけで雑菌まみれになることは容易に想像がつくでしょう。さらにくしゃみによる口腔内の雑菌の付着、食べもののカスが飛び散ることによる雑菌の付着・繁殖など、挙げていけばキリがありません。

また、使うたびに溜まっていく皮脂(手垢)も雑菌が繁殖する温床になるため、キーボードをお手入れせずに使い続けるのは非常にリスクが高いことなのです。また、キーとキーの隙間にもたくさんのホコリや食べかすが入り込んでおり、放置すると大変不衛生なのも事実。ぜひ定期的な掃除をしましょう。

キーボードの清掃方法

キーボードの汚れは大きく2つに分けられます。ひとつは、各キー自体に付着している汚れ。もうひとつは、キーの隙間に入り込んだ汚れです。これらの汚れをどのように落としていけばいいのか、ご紹介していきましょう。

キー表面 

キーの表面にはたくさんの皮脂や雑菌が付着しています。これらの除菌に最適なのが、消毒用エタノール。ティッシュやキッチンペーパーなどに含ませて、一つひとつキーを拭いていきましょう。キッチン用のアルコール除菌スプレーでも大丈夫ですが、エタノールの濃度が低く速乾性で劣るため、消毒用のほうがオススメです。

なお拭き取る際は、ティッシュやキッチンペーパーをこまめに取り替えましょう。ボロボロになったまま使い続けるとそのゴミがまたキーの隙間に入り込んでしまいます。

入り込んだゴミ

次に、中に入り込んだ小さなゴミやホコリを落とします。パソコンの電源をオフにするなど、キーボードを通電していない状態にし、キーボードを裏返して軽くパンパンと叩いてみましょう。すると、隙間に入り込んだゴミが落ちてくるはずです。さらに細かいところまで入り込んだゴミを取り除きたい場合、あるいはノートPCの場合は、ハンディ掃除機などで吸い出したり、エアダスターでゴミを吹き飛ばしたりしてあげるとよいでしょう。

キーボード掃除の注意点

キーボードは精密機器ですので、掃除をする際は注意しておきたい点もあります。以下の点を確認しながら掃除を行いましょう。

1.準備を怠らない

上記の文中にも記載していますが、キーボード掃除は準備が非常に重要です。まずキーボードを通電していない状態にするのは基本中の基本。

2.水分をつけ過ぎない

精密機器は水分が弱点。水分をつけ過ぎると故障の原因になることもあります。また、水分を多く含んだ除菌シートも要注意。その分乾きにくくなるため、使用後は乾いた布などで拭き取るようにしましょう。

3.除菌シートはアルコールを含んだものを

「除菌シート」だと思って使っていたら、実はアルコール成分のほとんど入っていない、ただの「ウェットティッシュ」だった、ということもあります。とくにキートップの掃除は除菌が重要ですので、できるだけアルコール成分の入ったものを選ぶようにしましょう。

家族が安心して使えるパソコンに

ご家庭によっては、ご家族でパソコンを共有しているというところもあるでしょう。その場合はとくにキーボードが汚れるリスクは高くなります。「キーボードは汚いもの」という認識を持つこと、そして日頃から簡単な掃除だけでも行う習慣をつけることが大切です。ご家族みんながいつでも安心してパソコンを使えるように、キレイなキーボードを保ちましょう。

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