「3ナンバーだと税金が高いんでしょ？」という質問をよく耳にしますが、正解は「NO！」実は、自動車の税金の金額はナンバーで決まっているワケではないのです。
自動車の税金はナンバーではなく「排気量」と「重さ」で決まります。
自動車税は「排気量クラス」によって金額が定められ、重量税は自動車の「重さ」によっ て金額が決まります。排気量も重さも最小クラスの「軽自動車」は税金が安く、エンジン が大きくて車体も重たいアメ車のようなクルマは税金がものすごく高くなるのです。
ナンバーの種類はクルマの「サイズ」と「排気量」で決まります。
3 ナンバーか5 ナンバーに分けられるのは「車体サイズ」と「排気量」で決まります。
□車幅が1700mm 以下
□排気量が 2000cc以下
この2つの条件を満たすクルマはすべて5 ナンバー。「車幅」か「排気量」のどちらかがこの規定を超えると3ナンバーになります。もし、車幅が広くなるようなパーツを付けて3 ナンバー登録となっても、排気量が 2000cc以下なら税金は5 ナンバー車クラスと同じまま。最近は 2000 cc以下でも、車幅が 1700mm を越えているため 3ナンバーになるクルマが多く発売されています。
そのため、3 ナンバーだから税金が高くなるとは言えないのです。排気量ごとの詳しい税金 額を知りたい方は、バックナンバーの知って得する車の「税金」と、優遇されるエコカー減税の内容をご覧くださいね。
