クルマを買い替えるときに、それまで乗っていたクルマを「下取り」や「買い取り」に出しますよね?中古車査定士さんに聞くと、あるポイントに気をつけるだけでクルマを高く買い取ってくれることもあるのだとか。
「あのニオイ」で査定額が暴落します!
「これじゃ売り物にならないんだよね。だから査定額も二束三文になっちゃう」
よく査定士さんがつぶやくのは「ニオイ」が原因。まずワースト1位は「タバコ臭」です。
シートやフロアはクリーニングをすればキレイになりますが、内装の隙間に入り込んだタバコの臭いは、プロが掃除をしてもなかなか取れません。中古車屋さんで「人気車で見た目もキレイなのに、ものすごく安く売っているな」と思う物件は、ドアを開ければすぐに「タバコ臭いからか!」と納得します。
クルマの中ではタバコを吸わないようにするのが一番ではありますが、どうしても吸いたい人は車内用の「イオン発生器」を使ってみましょう。あるヘビースモーカーのクルマに乗ったら、意外なほど臭いが気にならなかったので、なぜかと尋ねたら「新車時からプラズ〇クラスターを車内に置いているから」と言っていました。
ペットを飼っている人も要注意
クルマの査定額が落ちる原因のワースト2位は「ペット臭」です。私も中古車物件を数多く見ていますが「車内でワンちゃんがオ〇ッコしたな」と思うクルマはすぐに分かります。普段から犬と一緒に乗っていたクルマだと、シートに臭いが付いているため、なかなか売り物にはなりません。査定額も下がってしまいます。
それでもペットと一緒に乗りたい人は、シートに直接ペットが触れないようなペット専用のマットや車載用のケージを使うことをおススメしています。
最近はペットと乗車するユーザーが増えているので、人気の車種でも査定額が下がってしまうクルマが多いそうです。「ニオイ」に気をつけていれば、あなたのクルマも手放すときに高く売れるかもしれませんよ。