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2017.01.09

パンクしないタイヤって?

車のパンク

突然ですが、あなたのクルマにはパンクをしたときに交換する「スペアタイヤ」は搭載されていますか?最近、あの黄色いホイールの付いた「テンパータイヤ」は、なかなかお目にかかれなくなっています。

スペアタイヤがオプション?

「ウチのクルマ、スペアタイヤが無いみたいだけど、パンクしたときに大丈夫なのかしら?」そうママ友に聞かれたことがあります。スペアタイヤが標準装備で搭載されていたのは、だいぶ昔の話だと伝えると「じゃ、パンクしちゃったらどうするの~??」。

そう思うのも無理はありませんよね。しかし最近のクルマには、ほとんどスペアタイヤは搭載されていません。搭載できたとしても、オプション(有料の後付け)です。

実は、ここ数年で販売されている車種には、空気圧がゼロになっても、一定の条件で走れるタイヤが装備されています。つまり、パンクをしても修理するまでの間、普通に走ることができるので、スペアタイヤへの交換が必要ないのです。実際に私も最近、タイヤの警告灯が点灯したので、おかしいなぁと思いクルマ屋さんに持っていくと「パンクしていますね。釘を踏んでいます」と整備士さん。パンクの事実にさえ気づかないようなタイヤなのです。

そもそも、緊急時のタイヤ交換が必要なくなった?

タイヤ屋さん、自動車ディーラーなどに「なぜスペアタイヤは標準装備でなくなったのか?」と尋ねると、多くの人が携帯電話の普及と答えます。昔、携帯電話が無かった頃に、山奥でパンクしてしまったら、誰とも交信できないまま命の危険に晒されることも多くありました。しかし、よほどのことがない限り、山の上でも海の上でも国内では携帯電話がつながる時代、ロードサービスやJAFをすぐに呼べるため、ドライバー自らが急いでタイヤを交換する必要がなくなったからです。

では、スペアタイヤをオプションでも付けた方が良い人は……?と考えると、携帯電話を持っていない人かもしれません。携帯も持たずに、山奥までクルマでよく出かける人。しかも、自分で難なくタイヤ交換できる人。そんなにいないとは思いますが。

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