タイヤの空気圧、ちゃんとチェックしていますか?特に長距離ドライブなどをする前には、必ずガソリンスタンドで空気圧のチェックをしましょう。タイヤの空気が足りないと、色々な問題が起こります。
高速道路や長距離ドライブ前には「空気圧」をチェック
自転車のタイヤの空気が抜けていると、いくら漕いでも進まなくて疲れちゃいますよね?
クルマのタイヤも適正な空気圧でないと、エンジンパワーが路面まで伝わりにくくなります。空気の抜けたタイヤは、自転車でもクルマでもいいことはありません。
タイヤの空気圧はできれば月に一度、タイヤが冷えているときに確認しましょう。一番近くのガソリンスタンドでお願いするのがベストです。タイヤにしっかり空気が入ると加速感も良くなり、ドライバーの疲労度も違います。また空気不足で走ると燃費が悪くなり不経済ということも覚えておいてください。特に、長距離ドライブ前には空気圧のチェックをしましょう。
ちなみにガソリンスタンドでのチェックはほとんどがタダです。
車のタイヤっていつまで使えるの?
「あんまりクルマに乗らないからタイヤは大丈夫」と思っていませんか? タイヤはゴム製品なので、屋外に置いておくだけで紫外線や寒暖の変化でゴム質が硬くな ります。そこで、タイヤはいつまで使えるかきちんとチェックをしましょう。
タイヤはゴム製品。いつまで使えるの?
一般社団法人日本自動車タイヤ協会は「タイヤは使用開始から 5 年以上で、継続使用に適 しているかの点検を受けること」としています。新車で買えば、ちょうど 2 回目の車検の ときにタイヤ交換を勧められることが多いのです。5 年経っていなくても、タイヤの側面に 亀裂やひび割れ、擦り傷などを見つけたら、タイヤ販売店に相談を。私はだいぶ使ったタ イヤなのに側面の劣化を見て見ぬフリをしていたら、縁石に少し擦っただけでパンクさせてしまい、予想外の出費になったイターい思い出があります。
「もう交換して!」とタイヤが教えてくれるサインがあります
「このタイヤ、そろそろヤバイよ!」とタイヤが教えてくれる場所があるんです。 タイヤの接地面には「溝」がありますが、その深さが 1.6mm 以下になると「溝が消える場 所」があります。そこが「スリップサイン」です。タイヤの側面に△(三角形)のマーク がある場所にサインが現れます。タイヤの溝はぐるっと一周しているはずですが、このマ ークのところで溝が途切れている場合は「スリップの危険がある」ということ。ガソリン スタンドやタイヤ販売店で「スリップサインが出ちゃっていますよ」と言われたら、危な っかしいだけでなく、タイヤを限界まで使おうなんてケチな人だな、と思われちゃいます。 安全のためにも一刻も早くタイヤ交換しましょう。