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「うっかり」でも諦めない!カーペットのシミ抜きテクニック

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2018/03/21

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うっかり汚してしまったカーペットのシミを抜くテクニック

ご家族の足元にあるカーペットやじゅうたん、ラグには、さまざまな汚れが付着しています。こぼしてしまった飲みもののシミや食べかす、子供が使った絵の具やクレヨンの汚れなど……。今回の「プロがアドバイス!今やっておきたいハウスクリーニング指南」では、ご家庭でもよくあるカーペットについてしまったシミのお掃除テクニックをご紹介します。

シミ抜きの基本

カーペットに汚れがついてしまったら、すぐに対処するのが基本。ジュースや調味料など、液体の汚れなら、水で固く絞った布ですぐに吸い取ります。バターなど固形の汚れの場合は、フォークなどを使ってしっかり取り除きましょう。

また、洗剤を使うときは、薄めて少しずつ使うのがポイントです。濃度が高いと、洗剤そのものがカーペットに残ってしまい、汚れを引き寄せる原因になってしまうことがあります。キレイな雑巾に薄めた洗剤を含ませて、外側から中心へ向かってポンポンと叩いて汚れを吸い取りながら拭いていきましょう。こうすることで、汚れの範囲が広がるのを防げます。
擦ってしまうと、かえって汚れの範囲を広げてしまうので注意します。

なお、汚れで着色してしまったからといって、むやみに漂白剤を使うのは控えましょう。汚れだけでなくカーペット自体の色落ちや変色の原因となります。そして、汚れを落としたあとは、水で固く絞った布で再度、ポンポン叩いて洗剤分を取り除きましょう。カーペットが水分を多く含んでしまった場合は乾いたタオルで同様に叩くことで乾きがよくなります。

汚れタイプ別・シミ抜きノウハウ

汚れには大きく分けて、水性の汚れと油性の汚れの2つがあります。水性と油性でシミ抜きの方法が変わってきますので、上手に使い分けましょう。

醤油やジュースなど水性の汚れの場合は、ぬるま湯で薄めた中性洗剤を含ませた布で、ポンポンと叩くように汚れを吸い取ります。バターや口紅など油性の汚れの場合は、固形物を取り除いたあと、少量のベンジンを含ませた布で拭き取っていきます。

また血液のシミは、布で包んだ大根おろしで落とすことができます。これは大根に含まれる「ジアスターゼ(アミラーゼ)」という酵素にタンパク質を分解する作用があるため。大根おろしの水分を残した状態で布にくるみ、シミ部分を叩きながら、布に汚れを移していきましょう。

各種汚れの落とし方
コーヒー ぬるま湯で薄めた中性洗剤を浸した布で拭き取る
ガム 氷を入れたビニル袋を汚れに当てて、冷えて固くなったら取り除く
クレヨン ぬるま湯で薄めた中性洗剤を浸した布で拭き取る
水性インク 乾いた布で水分を取り除いてから、中性洗剤を浸した布で拭き取る
血液 大根おろしを包んだ布で拭き取る
カレー ぬるま湯に浸した布で拭いたあと、中性洗剤に浸した布で拭き取る

キレイなカーペットで足元まで清潔な部屋に!

大きくて自宅で丸洗いができないカーペットの汚れには、自宅でできるシミ抜きテクニックで対策をしましょう。シミ抜きの基本は、すぐに対処をすること。そして、汚れの原因を取り除いてから、シミを広げないように拭き取ることです。あとは汚れの種類に応じて、適切な方法でシミを改善しましょう。

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