TOPページ > プロが指南!お掃除コラム > 洗濯後の悪臭にさようなら!洗濯機の掃除方法
2018/03/31
洗濯後の生乾きのニオイが気になる……なんてことはありませんか?もしかしたら、そのニオイ、洗濯機内部の汚れが原因かもしれません。洗濯機は、私たちの生活に欠かせない家電製品のひとつ。きちんとお手入れをしながら、清潔に使いたいですね。今回の「プロがアドバイス!今やっておきたいハウスクリーニング指南」では、洗濯機の掃除についてご紹介します。
一見キレイに見える洗濯槽も、実はその“裏側”が汚れているかもしれないことをご存知でしょうか?もし洗濯機に次のような症状があったら、汚れているサインです。お使いの洗濯機をまずはチェックしてみましょう。
上記の症状がひとつでもある場合は、洗濯機に汚れが溜まっている可能性があります。すみやかに洗濯機の掃除を行いましょう。
洗濯機の汚れを取るのは大変そうなイメージがありますが、実は自分でも掃除することができます。以下では、ご自宅の洗濯機をキレイにする、タイプ別掃除方法をご紹介します。
縦型の洗濯機を掃除するときは、まず洗濯槽の中に40℃くらいのお湯を高水位まで入れましょう。このときのお湯の温度は、取扱説明書で確認をしてから、お使いの洗濯機の耐熱温度によって調節します。このとき、お風呂の残り湯を活用すると節約にも繋がります。
次に、お湯10Lにつき100gの酸素系漂白剤を入れて、標準コースで洗濯機を回しましょう。3分ほど稼働させて、様子を見てください。場合によっては、泡が過剰に出てしまうことがあります。泡があふれそうになったら、洗面器を使って余分な泡を取り除いてください。
回し終えたら、このままお湯を入れた状態で1~2時間ほど置いておきましょう。十分な時間が経ったら、ふたたび洗濯機を回して、3分ほど稼働させます。そうすると、カビなどの汚れが水面に浮いてきますので、洗面器を使ってしっかり取り除いてください。
最後に、脱水をして内部の水をすべて排水します。汚れが出なくなるまで空回しを行えば、完了です。掃除が終わったあとの洗濯機のふたは開けたままにして、中を乾燥させましょう。最後に糸くずネットのゴミを取り除きましょう。
ドラム式洗濯機の掃除をするときは、まず洗濯機を「つけ置きコース」で稼働させましょう。このとき、水位は最低ラインで、すすぎと脱水を“なし”に設定します。水が溜まったら扉を開けて、酸素系漂白剤を中に入れてください。この状態で洗いをスタートします。コースが終わったらふたたび扉を開け、浮かんできたカビなどの汚れを洗面器で取り除きます。最後にすすぎと脱水をして、水がすべて排水させてから、洗濯槽に残った汚れを取り除きましょう。ふたを開けたまま内部を乾燥させ、糸くずネットのゴミを取り除いたら、完了です。
せっかく洗濯した洋服から生乾きのニオイがするのはイヤなもの。もしその原因が洗濯機自体にあるとしたら……キレイにしておきたいですよね。中には、「本体から洗濯槽を外してゴシゴシ……」なんてイメージをお持ちの方もいらっしゃったかもしれませんが、洗濯機の内部の掃除は意外と簡単にできます。ぜひ、お使いの掃除機に合わせたやり方でキレイにしてみましょう。