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家電の裏に付く「壁の黒い汚れ」を落としたい!

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2017/04/10

家電の裏に付く「壁の黒い汚れ」を落としたい!

家電裏の黒ずみ汚れをどうにかしたい!

テレビ、や冷蔵庫、電子レンジ――壁際に設置しがちなこれらの家電。たまに裏を覗いてみると、すぐ近くの壁部分に黒ずんだ汚れがついていた、なんてことありませんか? 長年同じ場所に置いて使っている家電の裏側に発生するあの黒ずみ汚れ……掃除でスッキリ落とせたら気持ちがいいですよね。

そこで今回の「プロがアドバイス!今やっておきたいハウスクリーニング指南」では、家電の裏につく黒い汚れの正体とその掃除方法に迫ります。見えないところまでしっかり掃除をして、気分までスッキリさせましょう。

あの黒ずみの原因はアレ!

何年も置きっぱなしにした家電の裏の、あの“黒ずみ”。実は、静電気が原因なのです。家電本体やコンセントは静電気を帯びやすく、ホコリや油煙といった周囲の汚れを集めてしまいます。その結果、家電の裏側やコンセントの近くに徐々に汚れが溜まり、壁が黒ずんでしまうのです。付着した汚れを放置して、落ちなくなってしまったら大変です。壁の黒ずみ汚れに気づいたら、早めの対策を考えましょう。

壁の黒ずみ“静電気汚れ”を落とすポイント

静電気汚れが気になったらお掃除のサインです。さっそくキレイに掃除してみましょう。ここからは、黒ずみをスッキリ落とす方法をご紹介します。

掃除機で吸う

まずは掃除機で壁に付着したホコリを吸いましょう。黒く汚れているからといって、いきなり水拭きをするのはNG。余計に汚れが取りづらくなってしいます。ノズルの部分をブラシに変えれば、より細かいところまで吸い込むことができます。壁紙に凸凹のエンボス加工がしてある場合、強い汚れが付着しやすくなります。黒ずみが入り込んでしまっているようであれば、使い古した歯ブラシを使って、こすって取り除いていくとよいでしょう。

中性洗剤で仕上げ

ホコリを取り除いたら、中性洗剤とタオルを使って仕上げをします。タオルに薄めた中性洗剤を含ませて、タオルで叩くようにして汚れを取りましょう。このとき、ゴシゴシこすってしまうと汚れが広がり、壁が余計に汚く見えてしまうことがあります。トントンと叩き、汚れをタオルに移すようなイメージで行うのがポイントです。

落ちにくい場合はメラミンスポンジで

上記の方法で落ちない場合には、メラミンスポンジを使いましょう。メラミンスポンジは、白くキメの細かいスポンジで、ドラッグストアや百円ショップなどで購入できます。メラミンスポンジに少し水を含ませて、汚れた部分を軽くこすりましょう。強くこすりすぎると壁紙を傷つけることもありますので、お気をつけださい。壁紙への影響が気になる方は、まず目立たないところで少しこすってみてから使うとよいでしょう。

静電気汚れを予防するには?

ここまでは、静電気による黒ずみ汚れの落とし方をご紹介してきましたが、もっともよいのは、やはり「汚れないこと」。掃除の手間を減らすためにも、なるべく黒ずみが起こりにくい環境を作っておきたいですね。

汚れを予防する一番簡単な方法は、壁と家電の間に隙間をあけること。静電気の影響を与えにくい状態にすることが大切です。壁紙に静電気防止スプレーを吹きかけておけば、より黒ずみが起こりにくくなるでしょう。壁と家電の間に段ボールやパネルを置いたり、はがせるタイプの壁紙を貼っておいたりするのも有効です。

また、家電の吸気口や冷却ファンの排気口などの付近に、洗濯用柔軟剤を薄めた液で拭き取り掃除をしておくと、帯電しにくくなります。これは、柔軟剤に含まれる「陽イオン界面活性剤」に静電気を逃がす働きがあるため。日頃から静電気汚れを防ぐ工夫をしておけば、ぐっとお掃除をラクにすることができます。

こまめなお手入れが黒ずみを防ぐカギ

いつの間にかついている家電の裏の黒ずみ。ふとした瞬間に見つけても、「掃除はまた今度……」となりがちですが、そのままにしておけば、落とせない汚れになってしまうこともあります。キレイな壁を維持するためには、「見つけたらすぐ対処」が肝心です。今回ご紹介したお掃除テクニックで早めにキレイにするとともに、日頃から静電気汚れが起こりにくい環境を作っておくことを心がけましょう。

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