TOPページ > プロが指南!お掃除コラム > 床のメンテナンスはワックス?それともフロアコーティング?
2017/05/12
近年の日本の住宅は、居住スペースの多くをフローリングが占めるのが一般的になってきました。フローリングは、ホコリや汚れの除去など、お掃除が簡単にできて便利な一方で、そのまま生活していると傷や汚れにより、フローリング自体の劣化を早めてしまうというリスクもあります。今回の「プロがアドバイス!今やっておきたいハウスクリーニング指南」では、そんなリスクを軽減するためのメンテナンス方法としてワックスとフロアコーティングについてご紹介します。
そもそも、なぜフローリングにワックスやフロアコーティングを施す必要があるのでしょうか?
その理由は大きく3つあります。
ワックスやフロアコーティングを施すことで、フローリング表面の細かな凹凸が平滑になり、キレイな光沢感が表れます。光沢感のある美しい床になり、部屋全体が明るくなります。
フローリングの表面にワックスやフロアコーティングを施工することで床材への直接のダメージを軽減し、傷や汚れから守ることができます。
ワックスやフロアコーティングのコーティング効果で汚れがつきにくくなるとともに、お手入れ・やお掃除もラクになり、キレイさを長く保つことができます。
では、具体的にワックスとフロアコーティングではどのような違いがあるのか、それぞれのメリットとデメリットを比較しながらご紹介しましょう。
家具がたくさんある状態でワックスやフロアコーティングを検討すると、移動できない大型家具の下などは施工できません。ワックスであれば家具を移動した際に塗り足しなどの補修をすることで対応できますが、フロアコーティングはその補修が難しいため、家具の下まで一括で施工したいところ。そのため、入居前の家具がない状態は、検討しやすいタイミングです。床全面に施工できるタイミングを見計らって検討してみるとよいでしょう。
定期的なワックスの塗り直しなど、時間やコストをかけて美観を維持したい方はワックス、美観よりも定期的なメンテナンスの手間を省きたいという方はフロアコーティング、というように、上記の内容を参考に、ぜひご自身に合ったメンテナンス方法を検討してみてください。
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