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新年を気持ちよく迎えるための大掃除【浴室編】

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2017/12/17

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お風呂の大掃除はどうすればいい?

年末に大掃除をするうえで欠かせない、でもあまり気が進まない場所といえば……水回りではないでしょうか。中でも浴室(お風呂)は、カビや水垢などの付着が起きやすい場所。ご家族が毎日気持ちよく使えるように、1年間蓄積された汚れをこの機会に落としておきたいところです。というわけで今回の「プロがアドバイス!今やっておきたいハウスクリーニング指南」では、大掃除のコツ「浴室編」をお届けします。

大掃除でキレイにしたい箇所3選!

普段の浴室清掃を浴槽や床をさっと洗うだけで済ませていませんか? そのようなご家庭では、知らず知らずに汚れが蓄積しているかもしれません。こちらでは、大掃除でとくに気を付けてキレイにしたい箇所を3つピックアップしてご紹介します。

1.鏡の水垢

しっかり洗っているつもりでも、気が付くと水垢で汚れているのが鏡です。汚れの原因とになるのはおもに水道水に含まれるカルシウムやマグネシウムなど。付着した泡などを洗い流したとしても、水滴が残ったままにしていると、水分だけが蒸発して上記成分だけが残留して結晶化し、ウロコのような模様(汚れ)を作ってしまいます。一度結晶化してしまうと、通常のお掃除で使うお風呂用洗剤ではなかなか落ちない頑固な汚れになるため、手を焼いている方も多いことでしょう。そんな頑固な水垢汚れを落とす方法……今回は2つご紹介しましょう。

【クエン酸を使って水垢を落とす!】
軽度の水垢への解決策としてオススメなのがクエン酸を使う方法。水垢はアルカリ性なので、酸性のクエン酸はうってつけです。まず、水100mlに対して小さじ1/2のクエン酸を溶かしてクエン酸水を作ります。このクエン酸水を鏡にたっぷり吹き付けて、そこへキッチンペーパーを貼り2~3時間放置。あとは、スポンジなどでこすればOKです。結晶化して長い時間が経ったものだと落とすのは難しいですが、比較的新しい水垢であれば落とすことができます。

【ダイヤモンドパッドで落とす!】
最近は、100円ショップなどでも取り扱われるようになったダイヤモンドパッド。人工ダイヤモンドを表面に加工してあり、鏡に付着した頑固な水垢に抜群の効果を発揮します。使い方は、パッドに少量の水を付けて、あとは鏡をこするだけ。ざらざらした感覚がなくなれば、汚れが落ちている証拠です。また、ご家庭にあるもので代用するなら、アルミホイルを使う方法もあります。こちらも使い方は同様ですが、強くこすると細かなキズが付く可能性もあるため、使う場合は、隅などの目立たない場所で試してみてから全体に使ってみるとよいでしょう。なお、事前に浴室用の中性洗剤などで鏡に付着している水垢以外の汚れをきれいに落とすのを忘れずに。ダイヤモンドパッドやアルミホイルでこすった際、汚れを引きずってしまい、鏡が傷ついてしまうため、注意が必要です。

2.壁・床の黒ずみ

長い間放置しておくとやっかいな汚れとして水垢と並ぶのが、壁や床に付いた頑固な黒ずみ(カビ)。カビ取り剤でゴシゴシやったのに取れない……なんてこともあるのではないでしょうか。そんなときは、キッチンペーパーとラップを使いましょう。

カビの表面に付着した汚れを落としてから、水分を拭き取り、カビ取り剤をたっぷり吹きかけます。そこへ、洗剤を浸透させるためにキッチンペーパーを貼ります。塩素系洗剤であるカビ取り剤は、非常に乾きやすいため、乾くのを防ぐためにキッチンペーパーのうえにさらにラップをかけます。そのまま数分程度置いて、しっかり洗剤分を浸透させてからペーパーを取り、洗い流しましょう。一度で落ちない場合は繰り返し試してみましょう

【お掃除の注意事項】
塩素系洗剤は、酸性タイプの洗剤と混ざると、有毒な塩素ガスが発生します。上記で紹介したクエン酸で鏡をキレイにする方法と同時に行うのは絶対にやめてください。また、塩素系洗剤を使うときは、必ず窓を開けて換気することを忘れずに。

3.浴室の換気扇

普段できないところを徹底的に掃除するなら、換気扇の掃除にも挑戦してみましょう。化粧パネルを外したら(ほとんどの場合、バネなどで引っ掛けて装着しているため手で簡単に取れます)、その下のカバーをドライバーなどで緩めて外します。その中にあるシロッコファンをレンチなどを使って外しましょう。シロッコファンは、細かな隙間にたくさんのホコリが付着しているはずですので、中性洗剤とブラシを使って丁寧に洗浄しましょう。カバーも汚れている場合はまとめて掃除するのがオススメです。またドラム(換気扇本体)にも多くの汚れが付着していますので、雑巾などを使って汚れを拭き取りましょう。

【ワンポイントアドバイス】
鏡や壁・床に比べると、やや難易度の高い清掃になります。ご自身で掃除するのが難しいと感じる場合は、プロのハウスクリーニングを利用するのがオススメです。

【お掃除の注意事項】
浴室乾燥機付きの換気扇など、換気以外の機能が付いている換気扇は構造が複雑になっているため、ご自身で分解すると故障の原因になることも。表面のパネルやフィルター清掃までに留めておき、内部が気になる場合はプロに相談しましょう。

「アレ」の掃除も忘れずに!

お風呂掃除というと、つい浴槽や排水口、壁・床などに注目が行きがちですが、バスタイムを快適にするためにもうひとつ欠かせないのが、道具の掃除です。バスチェアや手桶などにも皮脂汚れやカビが発生します。大掃除の機会にしっかりキレイにしておきましょう。

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