新年を気持ちよく迎えるための大掃除【シンク・流し台編】 ｜おそうじマイスターがご家庭をきれいに！ ｜ サニクリーン

2017/11/13

キッチンの流し台をキレイにしたい！

1年分の汚れを一掃する大掃除では、普段は掃除しない箇所まで徹底的にキレイにするという方も多いはず。とはいえ、できれば触りたくない掃除箇所もありますよね。その代表格がキッチンの排水口ではないでしょうか。とはいえ、放置しておけばおくほど汚れていくのが水回り……大掃除の機会くらい、さっぱりキレイにしたいですよね。そこで今回の「プロがアドバイス！今やっておきたいハウスクリーニング指南」では、大掃除のコツ「シンク・流し台編」をお届けします。

今回は、イヤな汚れ・頑固な汚れが付きやすいシンク・流し台をキレイにするポイントを3つに絞ってご紹介していきます。

シンクの掃除は日常的に行っている方も多いと思いますが、しばらく使っていると、ステンレス素材にくすみが出てくることがあります。この原因は水垢。ピカピカの輝きを取り戻すには、クリームクレンザーを使いましょう。研磨剤が含まれていないスポンジにクリームクレンザーを付けて磨き上げます。このとき、粒子の粗い粉末クレンザーを使うのは控えましょう。金属たわしやナイロンたわしもシンク表面を傷付けてしまう恐れがあるためNGです。

また、意外とやりがちなのが、塩素系漂白剤を薄めた液をシンクに溜めて行う食器やふきんの漂白・消毒。シンクに流すくらいであれば問題ありませんが、シンクを長時間の浸け置きに使うとサビの原因になりますので、漂白や消毒の際は、バケツや洗い桶などを使うようにしましょう。

また、磨くとき、円を描くように磨いているという方も多いのでは。しかし、これでは効果的に汚れを落とせないかもしれません。ステンレスを磨くときは、ステンレスの筋目にそって行うのが基本です。こうすることで、細かな溝に入った汚れもステンレスをキズつけることなく落としやすくなります。

水栓はシンクの中でもとくに目の付きやすい箇所。ここがキレイだと全体がキレイに見えます。頑固な水垢の付きやすい水栓周りは基本的にはシンクと同様、粒子の細かいクリームクレンザーとスポンジで磨き上げましょう。

また、シンクとカウンターの継ぎ目や、カウンターと壁との継ぎ目に、水の浸入を防ぐために付いているシリコン製の「コーキング」も普段は見逃しがちな箇所。長期間放置していると黒いカビが出てきます。これを落とすには、割り箸を使います。先に布の切れ端を巻きつけて、そこへカビ取り剤を含ませ、黒カビの発生している箇所へ塗ります。しばらく放置したら、水拭き、乾拭きの順でよく拭きます。
※カビがコーキングの中まで浸透している場合、汚れが落ちないことがあります

3.排水口を徹底洗浄

最後はシンク・流し台の最大の強敵とも言える排水口の汚れです。せっかくの大掃除ですから、徹底的にキレイにしましょう。掃除の際は換気をして、ゴム手袋をするとよいでしょう。

【おまけのワンポイント！】
せっかく洗浄した排水口、少しでも長くキレイに保ちたいものですよね。そんなときにオススメなのが、アルミホイルです。排水口に発生するヌメリやニオイの原因はカビやバクテリアなど。アルミニウムは水に触れることで金属イオンを発生させます。この金属イオンには抗菌効果があり、ヌメリやニオイを防いでくれるのです。使用方法は簡単。排水口部分（トラップの上）に、アルミホイルを軽く丸めたものを入れておくだけです。これで、水を流すたびに金属イオンが発生し、排水口をヌメリのない状態に保ってくれるというわけです。

キッチンは、料理を作る場所ですから、いつでもキレイにしておきたいもの。排水口を洗浄してスッキリさせれば、見た目がキレイになるだけでなく、イヤなニオイもなくなり、料理も楽しくなるはず。清々しい気持ちで新年のおせち料理を作るためにも、年内にキッチンを徹底的にキレイにしましょう。