新年を気持ちよく迎えるための大掃除【和室編】 |おそうじマイスターがご家庭をきれいに! | サニクリーン

新年を気持ちよく迎えるための大掃除【和室編】

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2017/12/22

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デリケートな和室をキレイにしたい!

大掃除では、家中をまるごと掃除するというご家庭が多いかと思いますが、その中でも意外と掃除方法に困るのが、和室ではないでしょうか。畳やふすま、障子など、水に弱くデリケートな素材の多い和室は掃除方法も洋室とは少し異なります。素材の風合いを維持するためにも、最適なお掃除をしたいところです。そこで今回の「プロがアドバイス!今やっておきたいハウスクリーニング指南」では、大掃除のコツ「和室編」をお届けします。

和室掃除は5つのステップで掃除すべし!

和室をキレイに掃除するには、実は順序が重要。こちらでは、和室掃除を効率的に済ませるための5つのステップをご紹介します。

STEP1.ハタキ

掃除の基本は「上から下へ」。この基本は和室でも同じです。まずはハタキでホコリを下に落とします。順序としては、まずは天井(天井四隅)から始め、照明、タンス、障子の格子(桟)、棚、置物……というように、徐々に下にあるものに向かってホコリを落としていきましょう。
ハタキはホコリを舞い上げることもあるので、静電モップを使うとより効率よく掃除ができます。

STEP2.掃除機

ハタキで大きなホコリを落としたら、次は掃除機をかけます。畳の上をかけるときは、畳の目に沿ってかけるのがコツ。目を無視してかけると、傷みの原因になりますので注意しましょう。また、キャスタータイプの掃除機の場合、できるだけ本体を畳の上で走らせないように心がけたいところ。キャスターの摩擦が畳を劣化させますので、片手で本体を持ちながら掃除機をかけるのが望ましいでしょう。

【ワンポイントレッスン!】
畳の目に沿って掃除機をかけても、あまり強くかけ過ぎると劣化の原因になります。どうしても畳の劣化が気になる場合は、ホウキを使うのがオススメです。このとき、軽く絞った茶殻を畳に撒いてから掃き掃除をすると、ホコリが絡みついて取りやすくなります。

STEP3.水拭き

畳の掃除機がけをしてもうまく汚れが取り除けない場合は、固く絞った雑巾で畳の目に沿って水拭きをしてあげましょう。このとき、酢を少量混ぜた水を使えば、酢の殺菌効果によりカビ対策にもなります。水拭きをしたあとは、窓を開けるなどして風通しをよくし、よく乾かすようにしましょう。

STEP4.障子のメンテナンス

障子の黄ばみが気になるときは張り替えるのがベストですが、そこまで手間をかけたくないという場合は、水200mlに小さじ1/2程度の酢を混ぜたものをシュッとスプレーしてあげると黄ばみを和らげることができます。障子の張り替えた場合は、そのあとに行えば、黄ばみ防止に役立ちます。

STEP5.ふすまや障子の敷居掃除

和室の掃除で意外とやっかいなのが、ふすまや障子を滑らせるレールの役割を持つ敷居部分。溝状になっていてホコリが溜まりやすいため、定期的な掃除が必要です。多くの場合、木製のためできるだけ水拭きは避けたいところです。もし行うなら、よく絞った雑巾でさっと行いましょう。掃除機で吸い取る場合は、先端がブラシ状になったノズルに交換して吸い取るとよいでしょう。

【ワンポイントレッスン!】
敷居のホコリを取る簡単な方法をご紹介します。敷居のレール部分に輪ゴムを数個置いて、ふすまや障子を開け閉めを繰り返す……たったこれだけで、輪ゴムが溜まったホコリを絡めとってくれます。一瞬でできるので、気がついたときに行えば、汚れの蓄積を防ぐことができます。

キレイでくつろげる和室に!

畳の独特の弾力性やニオイ、障子から漏れる柔らかな明かりなど、和室には洋室にはない魅力があります。しかし一方で「扱いがデリケート」という側面もあります。和室が、ご家族みんながくつろげるスペースになるよう、正しい方法で掃除やケアを行って、キレイな状態を保てるようにしましょう。

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