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2017.11.01

「猫バンバン」の季節です

タイヤの上の猫

2017年の10月は記録的な寒さが続きましたね。これだけ寒くなると、クルマの周りで一つ心配なことが増えます。それは「猫たちの行動」です。寒がりの猫たちが冬になると、クルマのあんな場所へもぐりこんでしまうからです。

「猫+クルマ=悲しい事故」を起こさないために

以前、自動車整備士さんたちに取材をしたとき、冬になると困ることで「猫」と答える人が多くいました。その「悲しい事故」を起こしてしまったクルマを目撃することが多い整備士さんたちは、何か対策が無いものか、いつも考えていたようです。

猫は寒くなると、暖かい場所を求めてウロウロします。クルマのエンジンルームやタイヤの上は、猫にとってちょうど良い暖かさらしく、人の手が入れるくらいの隙間からスルっともぐりこんでしまいます。猫がいるのにエンジンをかけ、クルマを発進させたらどうなることでしょう? タイヤの上にいたら、突然逃げ出そうと思っても逃げるスペースがありません。猫もまさか、自分がいる場所が回転したり、部品に巻き込まれたりするとは思っていないので、人間も猫も知らないうちに事故が起きてしまうのです。

そこで、猫による冬場の事故を防ぐために行いたいのが「猫バンバン」です。日産自動車は自動車メーカーとして猫バンバンを啓蒙していますし、自動車関連企業や愛猫家もツイッターなどのSNSで呼びかけ、毎冬広がりつつある活動です。

乗る前に「バンバン」しましょう

近所には野良猫はいないからと、あまり気にしていない人も多いかもしれません。しかし、私も東京のマンションの立体駐車場にクルマを置いていますが、タワーを動かすと、普段はまったく見かけないような野良猫が飛び出して来ることもあります。いつどこにいるか分からない猫ですので、冬場はとくに猫バンバンを忘れずに。

「バンバン」するのはクルマのボンネットです。真ん中あたりを手でバンバンと叩くだけで、猫は驚いて出てきます。エンジンをかけてしまうと、ボンネットの中で部品が高速で動き始めてしまうので、必ずエンジン始動前に行いましょう。

猫による事故を起こすと、悲しいのは人間や猫だけでなく、クルマにも大きな被害が生じます。お金もかかってしまいますので、毎日のちょっとした「バンバン」を忘れずに。

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