最近、カー用品でも特に注目を集めている「ドライブレコーダー」。東名高速道路での事故をきっかけに装着を検討している人が急に増えているようです。多くのメーカーが新しい機種を次々と発売していますが、何をどのように選んだら良いのでしょう?
今から買うなら駐車監視機能付きのタイプを
ドライブレコーダーというと、走行中のクルマの前方映像を録画するもの、と思いがちですが、事故は走行中だけとは限りません。駐車中も電源が入り、常に録画を続けてくれる「駐車監視機能付き」のタイプがおススメです。
駐車監視機能には、衝撃を感知したら録画を開始するタイプや、常に録画し、衝撃を感知したら動画を保存するタイプ、動体を検知したら録画するタイプがあります。多くのクルマが出入りする月極駐車場はもちろん、たまたま停めた駐車場でも「当て逃げ」に遭うことがありますので、心配な人はこの機能を優先で選びましょう。
ナンバープレートが読み取れる画素数でなければ意味がない?
せっかくドライブレコーダーで事故の瞬間を録画していても、相手のナンバープレートが読み取れないような動画だと、当て逃げ犯人を特定することもできませんし、事故後の過失割合を保険会社が判定する際にも参考にならないことがあります。「自分には過失がないこと」をはっきりとドライブレコーダーの映像を証拠に主張したいのなら、昼夜を問わずくっきり、ハッキリと録画できるレコーダーにしましょう。
解像度は1920×1080(フルHD)、画素数は200万画素が一つの基準のようです。カー用品店で購入するなら「相手のナンバープレートは読み取れる画質ですか?」「夜間もはっきりと撮れますか?」とお店のスタッフに聞いてみましょう。あまり安いレコーダーでは、肝心なものが写っていないことも……。
お値段は20000円前後のレコーダーであれば、駐車監視機能付きや、安心できる画素数のものが多く販売されています。せっかく装着するのであれば、安さだけで選ばない方が良いですよ。