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2016.02.22

アクセルとブレーキの踏み間違いを防ぐ装置

毎日のように「アクセルとブレーキを踏み間違えて」の交通事故がニュースで放送されています。高齢ドライバーの運転能力低下、初心者でパニックを起こすなど、理由はさまざまですが「自分は絶対に起こさない」とはだれも言えません。そんな事故の多さから、クルマに「踏み間違いによる事故」を防ぐための機能が付き始めました。

高齢ドライバーだけの事故ではない「踏み間違い」

「自分はまだ若くて運転能力にも自信がある!」と思っているドライバーは「なんでアクセルとブレーキなんて踏み間違えるのか?高齢ドライバーは危ない」と考えがち。しかし、ある調査によれば、70歳以上のドライバーが起こす割合が多いのは男性だけで、女性の場合は18歳から29歳までの若い世代が起こす割合が多いのです。

例えば、何かに衝突して慌ててバックしようとしたときに、ギアレンジが「R」ではなく「D」に入っていたら……?ギアを間違えたことでさらにパニックになり、また焦ってアクセルを踏んでしまう。他人から見たら「なぜここで?」と思うような場所で壁に突っ込んだりしてしまうのは、人間なら誰でもパニック状態になる可能性があるからです。

そんな「人間の間違い」をクルマが感知して、事故を防止してくれる機能が開発され始めています。

高級車から始まり、最近では軽自動車にも

ドライバーがパニックを起こしやすい状況が駐車場です。バックしようと後方確認のために体をねじったら、アクセルとブレーキの位置が分からなくなったことがある人は、私の周りでは一人や二人ではありません。そこで各自動車メーカーが最新モデルから搭載を始めているのが、駐車場のような障害物の多い場所で「誤発進による衝突を防止するためのシステム」です。

周りの障害物を感知する機能が付いていると「前に壁があるのにドライバーがアクセルを思い切り踏もうとしている!」と人間より先にクルマが気づきます。すると、自動的にエンジンの回転を抑え、警告音で「このままだと衝突するからクルマの動きを止めますよ!」と知らせてくれます。少し前までは比較的高級なクルマだけに装備されていた機能ですが、最近では軽自動車にも続々と搭載が始まっています。

運転に不安を抱えている家族や、自分自身の運転ミスも心配になってきた人には、最近発売されたばかりのクルマをおススメします。大事故につながりかねない「人間のうっかり」を、最新の自動車技術がカバーしてくれる時代がやってきているのですから。

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