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2015.08.20

なぜ「運転すると性格が変わる人」がいるのか?

あなたの周りには「ハンドルを握ると性格が変わる人」はいませんか?急に怖い人になったりボーっとした人になったり。でもそれは、別人格になっているのではなく「素の自分」が出ているだけかもしれません。

運転中は脳がフル回転しているから

私はよく「なぜクルマを運転すると性格が変わる人がいるのか?」と質問されます。職業 柄、数多くのドライバーの助手席に乗る機会があるからですが、私は「性格が変わる」の ではなく「本性が出る」のだと考えています。

交通ルールを守って安全に目的地まで辿り着くまでには、脳のさまざまな部分を使います。 信号や道路標識を見分けるための集中力、歩行者や自転車などと接触しないように気を付 けるための注意力、運転操作の技術、目的地までの道順を頭の中で整理し、正しい道を選 択する判断力など、さまざまな能力をフル回転させます。つまり「いろんなことをいっぺ んにやらなければいけない時間」というワケです。

緊張しているときや、いっぱいいっぱいになっているとき、皆さんはどんな状態ですか? きっと、周りに気を遣えず、自分のことで精一杯になりますよね?そんなときは、人間は 「本性」が出てしまうものだからです。運転中「チッ!自転車あっぶねーんだよ!」とか 「前のクルマ遅っせぇなぁ!」と、急にガラが悪くて怖い人に変身したり、スピード狂に なってしまうのも、周りの人やモノに対して余裕がなくなっているからです。

クルマに乗るとケンカになるカップルが多いのは?

運転中は「脳ミソがフル回転」の状態ですから、外部からの刺激にも敏感に反応するもの です。一生懸命、脳が判断しようとしているドライバーに、横から「そっちの道じゃない んじゃない?」「やっぱり○○へ行きたい」と、急に別のことを言ったりするとドライバー はちょっとしたパニックになり、普段穏やかな人でも「うるさいっ!」と豹変してしまうことも。だから、クルマの中ではちょっとしたことでもケンカになりやすいのです。

夏休みや秋の行楽シーズンでは、長距離ドライブや渋滞の中で「オーバーヒート寸前の脳 ミソ」のドライバーもたくさんいます。助手席に座る人は、思いやりの気持ちを持ってド ライバーに話しかけてあげれば、車内でのケンカ勃発が防げますよ。

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