高速道路上でクルマを停止中に事故に遭う人が増えています。その理由の一つは「三角表示板」を置いていないから。あなたのクルマ、赤くて三角形のアレを積載していますか？
持っていないからといって、おまわりさんに捕まるワケではない
「え!三角表示板なんてクルマに積んでいたっけ?」そこのあなたもそう思いましたか? クルマを買ったら自動的に付いてくることは無いので、自分で買わなくてはいけません。 三角表示板は、高速道路上でクルマをやむなく停止させるときに、後続車に危険を知らせ るために置くもの。道路交通法で「表示」は義務付けられていて、違反すると「故障車両 表示義務違反」で減点 1 点、反則金は 6,000 円です。しかし、突然おまわりさんに呼びと められてトランクをチェックされ「三角表示板を携帯していませんね?」と言われてキッ プを切られることなんてありません。「購入」や「携帯」は義務ではないからです。高速道 路上でクルマが停まるようなトラブルにならなければ、一生使うこともないでしょう。
しかし、最近増えている高速道路上での事故は、車外に出てしまった人が後続車と接触し てしまうケースが多いようです。そのほとんどが三角表示板を掲示していないのだとか。 自分のクルマは絶対に高速道路上では故障しない!とは言えない人は、三角表示板を買っ て携帯しておきましょうね。
実は、そんなに高くないのが三角表示板
自動車ディーラーではもちろん、カー用品店でも購入可能ですが、インターネットでも 1,000 円前後で買えますので、気になる人はアマゾンなどでチェックしてみてください。万 が一、高速道路上で事故をして、表示板を出していなかったら 6,000 円の罰金と考えたら 安い物です。折り畳めるタイプがあるので、トランクルームの床下収納や、助手席、運転 席の下のスペースに入れて置くとすぐに取りだせます。また、セダンタイプのクルマには、 トランクの内側に赤い三角形のパネルが付いているものもあり、トランクを開けておくだ けで表示ができて、とても便利です。
ゴールデンウィークは各地の高速道路で渋滞が予想されます。お出かけの前に、もう一度 「三角表示板」が積んであるかチェックしてみてはいかがですか?
