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2015.10.19

ハイオク指定のクルマにレギュラーガソリンを入れてはいけないの?

「今までレギュラー指定だったのに、新しく買ったクルマがハイオク指定だった~!」と嘆いている人がいたので、今回はガソリンの違いがテーマです。リッターあたり10円は違うレギュラーとハイオク。その違いをご存知ですか?

「オクタン価」の違いでレギュラーとハイオクに分かれます

レギュラーより単価が高いハイオクガソリン。何かすごい成分でも入っているのか?と思 いがちですが、ガソリンの「オクタン価」が違うだけ。「ハイ=高い」なので、オクタン価 が高い方をハイオクと呼びます。オクタン価とは「ノッキングの起こしやすさ」を数字に したもの。ノッキングとは、エンジンの中でガソリンが異常燃焼して「カラカラ」と音が すること。最近のクルマでは滅多にありませんが、ノッキングはエンジン内でガソリンが きちんと燃えないと起こり、そのクルマが持っているパワーや性能が十分に発揮されなく なってしまいます。

ハイオク指定なのにレギュラーを入れたら壊れちゃう?

最近の市販車では、ハイオク指定のクルマにレギュラーガソリンを入れたからすぐに壊れ るということはありませんが、パワーが出なくなると、人間は自然とアクセルを踏みたく なってしまうので、どんどん燃費も悪くなります。リッターあたり 10 円ケチってレギュラ ーを入れてしまうと、「あれ?ウチのクルマこんなに遅かったっけ?」と気分的にスッキリ しないだけでなく、じわじわと燃料代も上がってしまう危険性だってあります。

「それでもレギュラーガソリンの方がいい!」という人は、クルマを買うときに、しっか りカタログで確認しておきましょう。大きな排気量のクルマがハイオク指定と思われがち ですが、ヨーロッパ車はコンパクトカーにも多いので、お気をつけくださいね。

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