「セルフのスタンドって怖くて入ったことないの。もう給油のランプが点灯しているのに、そういう時に限って店員さんがいるスタンドをなかなか見つけられないのよね」。私のまわりには、こんな人がけっこういます。
確かにガソリンは、火をつけたら燃えるので危険というイメージはありますが正しく扱えば心配いりません。
はじめに、タッチパネルの前に車を止めて3つの操作をします
セルフスタンドに入ったら、給油機の前にクルマを停めてエンジンを切り、給油口を開けてタッチパネルの前に行きましょう。タッチパネルは銀行のATMのように操作すればOKです。
まずは現金、カードなどの「支払い方法」を選びます。続いてガソリンの種類(レギュラー・ハイオク・軽油)を選びます。ガソリンを入れる量は「量(リットル)」や「金額」で指定できるので、「今日はお金がないし1,0000円分しか入れられないな」という、ちょっと恥ずかしいときでも、店員さんに会わずにオーダーできて便利です。特に指定が無ければ「満タン」を選びガソリンを入れます。
いよいよ給油!
(1)静電気防止パネルにタッチ
「静電気防止パネル」が給油ノズルの近くにあるので、ここを必ずタッチしてからノズルに触ります。静電気が起きると気化したガソリンに引火して危険なので、これだけは必ず守りましょう。
(2)給油口のキャップを取ります
給油口のキャップをひねると「プシュー」という音がしますので、音が止むまで待ってキャップを開けます。音が止む前に開けてしまうと、タンク内との圧力差で気化したガスが吹き出すこともあるので、注意してください。
(3)ノズルを差し込み「グリップ」を握り続ける
キャップを開けたらノズルを差し込みます。グリップを握るとガソリンが出てくるので「ガチャン」と止まるまで握り続けます。満タンになれば自動的に止まり、ガソリンが溢れるような怖いことは起こりません。終わったらゆっくりと給油ノズルをもとの位置まで戻します。
(4)最後にキャップをしっかり閉める
最後にキャップをきちんと閉めます。キャップをせずに給油口のフタだけ閉めてスタンドを出ると、店員さんがキャップを持って追いかけてくることがありますので、くれぐれも忘れないようにご注意を !
最後は支払い。現金の場合は「精算機」か「店内」で
クレジットカートで支払う場合は、タッチパネルの横にあるレシートが出てくるところから明細書を受け取って終わり。
現金で支払うなら、レシートを「精算機」に持って行くとバーコードがあり、読み取り機にかざすと金額が表示されるのでお金を入れるだけ。レシートを持って店内に行き、レジで精算するお店もあります。
店舗により給油の方法は異なるかもしれませんが、これぐれいのことをざっくり覚えておけば安心です。またセルフとはいえ、お客さんが間違えたり分からなかったりするので、どこでも必ず店員さんはいます。不安なら遠慮なく聞いてしまいましょう(♭^○^)♭